ビットマインのイーサリアム保有量、527万ETH超に。全供給量の4.37%へ到達

BitMineがETH追加購入

ビットマインイマージョンテクノロジーズ(BitMine Immersion Technologies:以下、ビットマイン)が、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の追加取得を5月18日に発表した。

発表によるとビットマインは、直近1週間で7万1,672ETHを購入したとのことだ。

5月17日時点の同社の暗号資産、現金、投資持ち分などの合計額は、126億ドル(約2兆27億円)超だという。内訳は、イーサリアム527万8,462ETH、ビットコイン202BTC、ビースト・インダストリーズ(Beast Industries)の株式持ち分2億ドル(約318億円)相当、米ナスダック(Nasdaq)上場企業エイトコ・ホールディングス(Eightco Holdings)の株式持ち分8,300万ドル(約132億円)相当、そして現金6億8,500万ドル(約1,089億円)となっている。

ビットマインのETH保有数は、ETH総供給量(1億2,070万ETH)の約4.37%とのこと。この数字は、ETH総供給量の5%取得を目指す同社の投資戦略「アルケミー・オブ・5%(Alchemy of 5%)」において、11カ月で目標の87%に到達したことを示すという。

また、ビットマインのステーキング済みETHの総量は471万2,917ETHとのこと。これは、1ETHあたり2,191ドル(約34万8,369円)で換算すると約103億ドル(約1.6兆円)相当にあたるという。

ビットマインは、同社独自開発の機関投資家向けETHステーキングプラットフォーム「MAVAN(Made in America VAlidator Network)」の正式ローンチを3月25日に発表している。ビットマインによると、自社が保有するETHの一部は既にMAVANにステーキングされているという。

なおビットマインは5月11日の発表で、これまで週10万ETH超としていた取得ペースを落とす方針を示している。トム・リー(Thomas “Tom” Lee)会長は、従来ペースで取得を続ければ「アルケミー・オブ・5%」の目標に7月中旬にも到達する見通しだったため、当初想定していた2026年後半の到達ペースに合わせる考えを説明した。一方で、5月18日の発表では、ETH価格が2,200ドルを下回った局面を「魅力的な機会」と捉え、直近1週間で7万1,672ETHを追加取得したとしている。

なおビットマインは5月2日、イーサリアム財団(Ethereum Foundation)からOTC(店頭)取引で1万ETHを購入した。購入価格は1ETHあたり2,292.15ドル(当時約36万円)。購入総額は約2,292万ドル(当時約36億円)になるとみられる。この取引は、イーサリアム財団のセーフ(Safe)マルチシグウォレットから実行された。

ビットマインの株式(BMNR)は、米国市場において売買代金の大きい銘柄としても注目されている。同社が引用する米投資調査会社ファンドストラット(Fundstrat)のデータによれば、5月15日時点でのBMNRの5日平均の1日当たり売買代金は8億5,700万ドル(約1,362億円)で、米国内株式の売買代金ランキングで133位に位置しているという。なお132位はアプライド・デジタル(Applied Digital Corp)で、134位はキャピタル・ワン・ファイナンシャル(Capital One Financial Corp)となっている。

なおビットマインの株式は、4月8日の取引終了をもって米NYSEアメリカン(NYSE American)での取引を終了し、4月9日から同じティッカーシンボル「BMNR」で米ニューヨーク証券取引所(NYSE)で取引されている。同社によると、上場企業としてのETH保有量はビットマインが世界最多で、暗号資産トレジャリーとしては、BTCを最大保有するストラテジー(Strategy)に次いで世界第2位だという。

参考:ビットマイン
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

田中柊也

「あたらしい経済」編集部 法政大学在学中。web3の革新性に惹かれ、暗号資産やブロックチェーン領域に関心を持つ。現在は制度や規制を中心に学びながら、ニュース制作に携わっている。

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