コインシェアーズ、米ナスダックに上場。昨年発表のSPAC統合が完了

コインシェアーズがナスダック上場

欧州を拠点とするデジタル資産運用会社コインシェアーズ(CoinShares)が、米ナスダック(Nasdaq)への上場と株式取引の開始を4月1日に発表した。同社株はティッカーシンボル「CSHR」で取引されている。

コインシェアーズは、暗号資産(仮想通貨)を対象とした上場投資商品(ETP)の組成・運用や、機関投資家向けの投資サービスなどを手がける資産運用会社だ。運用資産額は約60億ドル(約9,563億円)で、ブラックロック(BlackRock)、フィデリティ(Fidelity)、グレースケール(Grayscale)などと並ぶ世界有数のデジタル資産運用会社の一つとされる。欧州では約34%の市場シェアを持つ。

今回の上場は、上場特別目的買収会社(SPAC)のヴァインヒル(Vine Hill Capital Investment Corp.)との事業統合により実現した。統合に伴い、コインシェアーズは新たに設立された持株会社(CoinShares PLC)の完全子会社となり、同持株会社がナスダックに上場したコインシェアーズの親会社となっている。

この事業統合は2025年9月に発表されていた。発表時点では、合併前評価額は約12億ドル(約1,913億円)とされ、5,000万ドル(約79.7億円)の機関投資家による出資コミットメントが含まれていた。また、当時は2025年第4四半期末までの取引完了が見込まれていた。

なお同社はこれまでスウェーデンのナスダック・ストックホルム市場に上場していた。今回の米国上場により、世界最大規模の資本市場へのアクセスを得る形となる。

参考:プレスリリース
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

渡邉洋輔

「あたらしい経済」編集部 記者 ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

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