国内初、SBI VCトレードにカントンコイン(CC)上場へ

SBI VCトレードがCC取扱へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VCトレードが、「カントンコイン(CC)」の取扱い開始を目指す予定であることを2月27日に発表した。

取扱開始目標は3月25日とのこと。取扱開始されれば国内暗号資産取引所での上場は初の事例となる。またCC取扱開始で、SBI VCトレードの取り扱い暗号資産およびステーブルコインは合計40銘柄となる予定だ。

カントンコインは、世界各国の大手金融機関が参加する、金融機関のプライバシー要件に最適化されたレイヤー1ブロックチェーン「カントンネットワーク(Canton Network)」上で発行されている暗号資産だ。

同ネットワークは、2023年5月にデジタルアセット(Digital Asset)社によって立ち上げられた。2024年6月にメインネットで稼働開始したネットワーク全体の相互運用レイヤー「グローバルシンクロナイザー(Global Synchronizer)」により複数の資産クラスにわたるリアルタイムで安全な同期と決済を可能にしている。現在はオープンソース化されている同ネットワークでは、ネイティブトークンであるCCによって駆動され、分散型ガバナンスと協調的なアプリケーション開発をサポートしている。

同ネットワークは、ゴールドマンサックス(Goldman Sachs)、HSBC、BNPパリバ(BNP Paribas)、ドイツ取引所(Deutsche Börse)、マイクロソフト(Microsoft)などの世界的な金融機関やテクノロジー企業が参画し、資産のトークン化やリアルタイム決済の実現を目指し積極的に活用されている。

さらに2025年以降、カントンネットワーク上ではトークン化証券、レポ取引、担保管理、デジタル債券などの実証実験および実運用が進行しており、金融市場インフラとしての実用性が着実に拡大している。そして日本市場においてもデジタル証券やトークン化資産への関心が高まる中、カントンネットワークは日本の金融機関との連携拡大も視野に入れているとのことだ。

参考:SBI VCトレード
画像:iStocks/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。