ポリマーケット運営会社、「POLY」を米国で商標出願。独自トークン発行に進展か

米国特許商標庁で「POLY」「$POLY」の出願確認

予測市場プラットフォーム「ポリマーケット(Polymarket)」を運営するブロックラタイズ(Blockratize)が、「POLY」および「$POLY」の名称について、2月4日付で米国で商標を出願したことが分かった。米国特許商標庁(USPTO)の公開情報により明らかになった。

公開されている商標データによると、「POLY」と「$POLY」はいずれも現在のステータスは「LIVE / PENDING(出願中)」となっている。いずれも審査官は割り当てられておらず、今後の審査を経て登録の可否が判断される見通しだ。

出願区分は、第9類(ソフトウェア)、第36類(金融・決済関連サービス)、第42類(ITおよび技術サービス)にまたがっている。商標は「使用意思(intent to use)」に基づく出願とされており、現時点で商業利用が開始されていることを示すものではない。

ポリマーケットの最高マーケティング責任者であるマシュー・モダバー(Matthew Modabber)氏は昨年10月、独自トークン「POLY」の発行およびエアドロップの実施予定について言及していた。トークン発行は短期的な話題性を目的とするものではなく、実用性と長期的な価値を重視する方針が示されていた。

当時、同社は米国市場でのアプリ再開を最優先事項と位置付けており、トークン発行はその後の段階で検討すると説明していた。ポリマーケットは2022年に規制上の不確実性を理由として米国内でのサービス提供を停止していたが、昨年12月に、米国市場で米国向けアプリを再ローンチしたことが発表された。

今回の商標出願は、こうした独自トークン構想が公に語られてきた経緯の中で確認された動きとなる。

なお、商標出願自体はトークン発行や提供開始を直接的に意味するものではない。現時点で、ブロックラタイズおよびポリマーケットから「POLY」および「$POLY」の商標出願に関する公式な説明は出ていない。今後、商標審査の進展や同社の発表を通じて、独自トークンや関連サービスの位置付けが明らかになるかが注目される。

ポリマーケットについてはこのほか、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の親会社である「インターコンチネンタル取引所(Intercontinental Exchange)」が、昨年10月に最大20億ドル(約3,135億円)の戦略的出資を行ったことを発表した。この出資により、同社の投資後評価額は約80億ドル(約1.25兆円)に達するとされている。

参考:米国特許商標庁
画像:PIXTA

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あたらしい経済 編集部

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