リップルの米ドルステーブルコイン「RLUSD」、英エルマックスに導入へ、複数年提携で

英エルマックスにRLUSD導入へ

米リップル(Ripple)社が、英ロンドンでクロスアセットマーケットプレイス運営のエルマックス・グループ(LMAX Group:以下、エルマックス)と、複数年にわたる戦略的パートナーシップを締結したと1月15日に発表した。

この提携により、リップル社の米ドル連動型ステーブルコイン「リップルUSD(RLUSD)」が、エルマックスの機関投資家向け取引インフラ全体の中核担保資産として導入される予定とのこと。

両社はRLUSDの統合により、エルマックスの取引基盤上で現物暗号資産(仮想通貨)、無期限先物、CFD取引(差金決済取引)にわたってクロス担保化と証拠金効率の向上を図るとしている。

またリップル社は、エルマックスの長期的なクロスアセット成長戦略を支援する目的で、1億5,000万ドル(約237億円)を資金提供する予定だ。

さらに両社は、エルマックス傘下の機関投資家向け暗号資産取引所「エルマックス・デジタル(LMAX Digital)」と、リップル社のマルチアセット・プライムブローカレッジ・プラットフォーム「リップル・プライム(Ripple Prime)」を統合し、機関投資家向けの取引ゲートウェイを提供する予定とのこと。

プライムブローカレッジとは、ヘッジファンドや大口の機関投資家に対して、証券(デジタル資産)の取引、貸借、決済などの包括的な金融サービスを提供する業務を指す。その中核を担うのがプライムブローカー(Prime Broker)と呼ばれる専門金融機関だ。

ちなみにRLUSDは、NYDFS(ニューヨーク州金融サービス局)の信託会社チャーターを受けているリップル社発行の米ドル連動型ステーブルコイン。同コインはエンタープライズ用途に特化し、特に国際送金の速度向上とコスト削減を目的に設計されている。

現在RLUSDは、XRPレジャー(XRP Ledger)とイーサリアム(Ethereum)の両チェーン上でネイティブに発行されており、時価総額は約13億3,000万ドル(約2,104億円)となってる(1月16日12:35 コインマーケットキャップ調べ)。

参考:LMAX Group
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。