ストレイツX、ソラナ上でシンガポールドルと米ドルのステーブルコイン展開へ

StraitsXがXSGDとXUSDをソラナ展開へ

ステーブルコイン決済・清算インフラ提供のストレイツX(StraitsX)が、同社発行のシンガポールドル建てステーブルコイン「XSGD」と米ドル建てステーブルコイン「XUSD」を、2026年初頭にソラナ(Solana)上でローンチする予定だ。ストレイツXが12月16日に発表した。

XSGDとXUSDがソラナに展開されることで、同チェーン上でシンガポールドルと米ドルの決済・清算が可能になり、リアルタイム決済やデジタルコマースでも活用可能になるとのこと。

また、主要なCEX(中央集権型取引所)がソラナネイティブのXSGDとXUSDを取り扱う準備を進めているという。さらに、ストレイツXはソラナ上の主要なDEX(分散型取引所)やAMM(自動マーケットメイカー)エコシステム、DeFi(分散型金融)プロトコルとも協力し、XSGDとXUSDの流動性プールとレンディング市場の確立に向けて取り組むとのことだ。

また、決済プロトコル「x402」基盤の支払いがソラナ上で増えている状況を踏まえ、XSGDとXUSDをAIネイティブなアプリケーションや拡大するエージェント経済の需要に対応可能にするという。これにより、XSGDとXUSD間のオンチェーンFX(外国為替)やAMMの流動性、レンディング市場、機関投資家向け決済フローに向けた基盤整備を促進するとのこと。

x402は、インターネット上でAPIやAIエージェントが支払いを行えるよう、HTTPのステータスコード「402(Payment Required)」を用いて決済を通信に組み込むことを想定したオープンな決済標準だ。今年5月に公開された。x402では、APIアクセスやデータ、デジタルサービス等の対価を、サブスクリプションや手作業の決済処理に依存せずに支払える仕組みが目指されている。

XSGDは現在イーサリアム(Ethereum)やポリゴン(Polygon)、アバランチ(Avalanche)、ベース(Base)、アービトラム(Arbitrum)、ジリカ(Zilliqa)、ヘデラ(Hedera)、XRPレジャー(XRP Ledger)上で提供されている。また、XUSDはイーサリアムとBNBスマートチェーン(BNB Smart Chain)で提供されている。ストレイツXによれば、XSGDとXUSDのオンチェーン取引量は合計で180億ドル(約2.7兆円)超に達しているとのことだ。 

参考:ストレイツX
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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