SBI VCトレード、ビットコイン財務戦略を導入するLib Workの支援開始

SBI VCトレードがリブワークを支援開始

国内暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VCトレードが、デジタル資産戦略を推進するリブワーク(Lib Work)のビットコイン取引・保管・運用における各種サポートを開始すると8月29日に発表した。

リブワークは、インターネットやVRを活用した戸建て・住宅・不動産販売を行う、東証グロースおよび福証Q-Board上場企業。

同社は18日、財務戦略の一環として暗号資産(ビットコイン)の継続的取得および中長期保有方針を決定したと発表。また同方針を、3Dプリンター住宅のNFT化事業と連動するとし、さらに同住宅のビットコイン決済対応によるグローバル取引への対応を含む「デジタル資産戦略」推進も同日に発表している。なおリブワークは9月から12月の期間にて5億円でビットコインを購入するとしている。

今回SBI VCトレードは、大口取引および法人の顧客向けサービス「SBIVC for Prime」を通じて、リブワークによるビットコインの取引・保管・運用を高度化していくとのことだ。

リブワークはSBI VCトレードとの連携を決定した理由として、SBIグループの100%子会社で、国内の法令諸規則等に則って、暗号資産交換業・第1種金融商品取引業に登録の上、暗号資産関連サービスを提供し、高い信頼性、安定した取引・保管・運用が可能である点を挙げている。

またその他にも、幅広い購入手段の提供や、グローバルに展開する大手マーケットメイカー英B2C2をSBIグループ内に擁する強みを活かし、特別スプレッドでのOTC取引が提供された点。そしてSBIグループが有する長年にわたる金融・テクノロジー分野で豊富な知見と実績をリブワークは高く評価したとのことだ。

なおSBI VCトレードは昨年9月、現在上場企業によるビットコイン保有数で世界第7位のメタプラネットによるビットコイン取引・保管・運用における各種サポートを「SBIVC for Prime」にて開始すると発表していた。

参考:SBI VCトレードリブワーク
画像:iStocks/KanawatTH

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。