ProSharesのサークル株ETF取引開始
米資産運用会社プロシェアーズ(ProShares)による「米ステーブルコイン発行企業サークルインターネットグループ(Circle Internet Group)の株式を対象としたレバレッジ型ETF(上場投資信託)」が、取引開始されたと8月6日に発表された。
プロシェアーズが今回立ち上げたETFは、サークル株の1日あたりのリターンの2倍を目標とするレバレッジ型ETF「ProShares Ultra CRCL:CRCA」だ。同ETFは、米国のニューヨーク証券取引所(NYSE)で取引開始されたとのこと。
サークルは6月5日にIPO(新規株式公開)を実施し、NYSEにティッカーシンボル「CRCL」で上場。サークル株は公開時31ドルだったが、今回のCRCA取引開始日8月6日の価格では始値150.09ドル、終値161.71ドルとなっている(ヤフーファイナンス調べ)。
プロシェアーズは6月6日、「ProShares Ultra CRCL」を米証券取引委員会(SEC)に申請。同日、米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)も、サークル株を対象とするETFをSECに申請した。
プロシェアーズは7月15日、米国で「ProShares Ultra Solana ETF(SLON)」および「ProShares Ultra XRP ETF(UXRP)」を公開したと発表した。SLONは暗号資産ソラナ(SOL)の日次リターンを2倍に連動させるレバレッジ型先物ETF、UXRPは暗号資産エックスアールピー(XRP)の日次リターンを2倍に連動させるレバレッジ型先物ETFだ。両ETFとも現物ではなくCME上場先物を通じて価格動向を追跡する。
参考:プロシェアーズ
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