フィギュア・テクノロジー、米SECにIPO申請書類を非公開で提出

フィギュア・テクノロジーが米SECにIPO申請

フィギュア・テクノロジー・ソリューションズ(Figure Technology Solutions:FTS)が、米証券取引委員会(SEC)に対し、IPO(新規株式公開)の申請書類を非公開で提出したと8月4日に発表した。

発表によると同社は、2025年に予定する株式公開に向け、IPO計画に関する登録届出書「フォームS1(Form S-1)」を提出したとのこと。

現時点で公開株式数および公開価格帯は未定。IPOは市場およびSECの審査プロセス完了が条件とのことだ。

フィギュアは、SoFiの共同創業者で元CEOのマイク・キャグニー(Mike Cagney)氏と同COOだったジューン・オウ(June Ou)氏らが2018年に立ち上げた米フィンテック企業。独自開発の「プロヴェナンス・ブロックチェーン(Provenance Blockchain)」を基盤に、住宅担保型リボルビング融資(HELOC)の起源化から証券化・取引決済までをオンチェーンで完結させるエコシステムを提供する。これまでに累計160億ドル超のHELOCを起源化しており、非銀行系では米最大規模を誇る。

参考:プレスリリース
画像:PIXTA

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。