CboeとNYSE、暗号資産ETFの迅速上場を目指しSECに規則変更を申請

基準を満たすETFの個別承認を不要にするルールを提案

米証券取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)が、米証券取引委員会(SEC)に規則変更案を7月30日に提出した。

シーボーBZXは書類の中で、「提案された規則14.11(e)(4)で定められた要件を満たす商品連動型信託証券の一般的な上場と取引を許可する」よう求めている。

現在の規則では、取引所が19b-4フォームを提出してから、最大240日間の審査期間が設けられるが、この規則変更案が承認されれば、一定条件をみたすETFは個別承認を待たずして上場可能になる。

ザ・ブロック(The Block)が報じたシーボーの広報担当者の話によれば、SECが取引所の一般的な上場基準を承認した場合、基準を満たす暗号資産上場商品の上場と取引が、19b-4フォームの提出なしで可能になるという。

なお、シーボーは今後、SECの指針に従い、これらの汎用基準の採用後、提案された汎用上場基準を別途改正し、定量的な初期上場基準を含むようにする計画とのことだ。また、この基準の承認または却下の最も早い時期は約21日後、遅くとも240日後になる予定だという。

また、ブルームバーグのETFアナリスト、エリック・バルチュナス(Eric Balchunas)氏によれば、新基準は「コインベース(Coinbase)のデリバティブ取引所で6ヶ月以上先物を追跡しているコイン」が承認対象になるという。また、バルチュナス氏は、現在のアルトコイン銘柄ETFの申請に関する承認時期について、9月か10月に承認されるのではないかと予想している。

なお独立系ウェルスマネジメント会社ノヴァディウス・ウェルス・マネジメント(NovaDius Wealth Managemen)のプレジデントで、ETFアナリストのネイト・ジェラシ(Nate Geraci)氏は、NYSEアーカもシーボーBZXと同様の書類を提出したと報告している。

参考:書類報道
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

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