ハッシュパレット(現アプトスJP)、「ELF Masters」巡る約1.4億円の返還訴訟に直面

旧ハッシュパレットがエルフマスターズ関連でSUPより提訴

アプトスジャパン(Aptos Japan)が、サクラ・ユナイテッド・プラットフォーム(SAKURA UNITED PLATFORM:SUP)より提訴されていたことを7月16日に発表した。この訴訟は、東京地方裁判所に5月12日に提起されたとのこと。

発表によると原告であるSUPは、アプトスジャパンの旧社名ハッシュパレット(HashPalette)が提供していたブロックチェーンゲーム「エルフマスターズ(ELF Masters)」の関連取引に起因するとして、遅延損害金を請求しているという。

原告は、ハッシュパレットとの共同NFTゲームプロジェクトに関し、NFT資産購入代金等として計1億3,599万9,999円を支払ったものの、取得済み資産の評価損やプロジェクト変更等を理由に、同金額の代金返還を求めると主張しているという。

さらにSUPは、ハッシュパレットが同プロジェクト運営に際しSUPより徴収したとする各種手数料等441万2,912 円の返還を求めているとのことだ。

この訴訟について現アプトスジャパンは、「原告の主張には事実誤認ならびに法的根拠の欠如があると考えており、適切に反論・応訴する方針」としている。

旧ハッシュパレットとSUP(旧サクラギルドゲームズ:SGG)は2022年5月、パートナーシップ契約を締結。その第一弾として、エルフマスターズにおいて、SGGがスカラーシップを行う公式ギルドとしての参入決定が発表されていた。

参考:アプトスジャパン
画像:iStocks/4×6・Pict-Rider

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。