ビットバンク、「ミッドナイト(NIGHT)」エアドロ対応を前向きに検討

ビットバンクがNIGHTエアドロを検討

国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットバンク(bitbank)が、レイヤー1ブロックチェーン「ミッドナイトネットワーク(Midnight Network)」のネイティブトークン「NIGHT」のエアドロップについて、受取対応を前向きに検討すると7月17日に発表した。

ビットバンクは、ミッドナイトチームと連携を図りながら、エアドロップ対象のユーザーが適切にNIGHTトークンを受け取れるよう、対応実施に向けて社内検討を進めていくとのこと。

そのため、現時点でビットバンクがNIGHTを取り扱うかについては未定だ。取り扱わない場合はユーザーへのNIGHT付与は行わないとのこと。NIGHT付与に替えて同トークン相当額は金銭をユーザーへ付与する可能性があるとのこと。

なおビットバンクがNIGHTを取り扱いするためには、同社によるリスク評価および業界の自主規制規則に沿った手続きが必要になるとのことだ。

ミッドナイトネットワークは、カルダノ:Cardano(ADA)の共同創設者チャールズ・ホスキンソン(Charles Hoskinson)氏が考案した、分散性とデータ公開のカスタマイズ化の両立を目指す次世代ブロックチェーン。カルダノ開発元のIOG(Input Output Global)社が、カルダノエコシステムの一部として開発している。

同チェーンは、カルダノの他、イーサリアム(Ethereum)・ソラナ(Solana)、XRPレジャー(XRP Ledger)、アバランチ(Abaranche)、ビットコイン(Bitcoin)、BNBチェーン(BNB Chain)、ブレイブ(Brave)といった8つのブロックチェーンとの互換性を持ち、開発者は各チェーンのネイティブトークンで取引手数料(ガス代)が支払える「ハイブリッドdApp」環境が利用可能となる予定。11月上旬頃にメインネットローンチが予定されている。

またNIGHTは、ミッドナイトにおいて、ガバナンスやステーキングに使用されるとのこと。エアドロップは7月から開始予定。360日間にわたり4回に分けて、25%ずつ段階的に配布される予定だ。なおエアドロップ実施にあたりスナップショットは実施済みであるというが、具体的な取得日時は現時点で公表されていない。

NIGHTのエアドロップ対象者は、カルダノ(ADA)、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、エックスアールピー(XRP)、ビルドアンドビルド(BNB)アバランチ(AVAX)、ベーシックアテンショントークン(BAT)保有者だ。取得できるエアドロップ数量は、総発行数量に占める比率が各銘柄によって決められている。

その比率は、ADAが50%、BTCが20%、ETH、SOL、XRP、BNB、AVAX、BATが30%となっている。

なお国内暗号資産取引所においてはビットバンクの他、ビットポイントとOKJがNIGHTエアドロップに対応予定であることを発表している。

参考:ビットバンク
画像:iStocks/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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