アジア拠点企業で初、アンバー株(AMBR)がトークン化株式市場「xStocks」に上場

AMBRがトークン化株式市場xStocksに上場

アンバーグループ(Amber Group)で機関投資家や富裕層(HNWI) 向けの資産管理ソリューション「Amber Premium」を提供するアンバーインターナショナル(Amber International Holding)の株式トークンが、アジア拠点企業として初めて「xStocks」に上場することが7月10日に発表された。

xStocksアライアンスを通じてナスダック上場のAMBRが、AMBRxとしてソラナ(Solana)ブロックチェーン上でトークン化される。

AMBRxはアップル(AAPLx)、テスラ(TSLAx)、エヌビディア(NVDAx)といった大手企業のトークン化株式と並んで、「xStocks」プラットフォームで取引されることになる。

xStocksとは、株式やETFなどの金融資産をトークン化するサービスを提供するバックド(Backed Finance )およびソラナ財団(Solana Foundation)が提携し、非米国居住者向けに株式をトークン化して取引可能としている新ブランドである。

xStocksはヨーロッパ、ラテンアメリカ、アフリカ、アジアの一部地域で提供されており、バックドによると、アップル(Apple)、テスラ(Tesla)、グーグル(Google)、メタ(Meta)など米国主要企業60銘柄超の株式やETFが同プラットフォーム上でトークン化されている。

なおxStocksは、ソラナのDeFi(分散型金融)アプリケーションとも統合されるため、ユーザーは従来の証券会社を介さずにそれら資産にアクセスできるようになるという。またユーザーは、xStocksをDeFiプロトコルで担保としての使用や貸し出しに利用できるとのことだ。

画像:PIXTA

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あたらしい経済 編集部

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