アリババ傘下のアント・グループ、サークル「USDC」を独自チェーンに統合か=報道

アントチェーンにUSDC統合か

中国のテクノロジー・コングロマリットであるアリババグループ(Alibaba)のフィンテック関連企業であるアント・グループ(Ant Group)が、独自チェーン「アントチェーン(AntChain)」に、米ドル建てステーブルコイン「USDC」を導入する計画を進めていると、「ブルームバーグ(Bloomberg)」が7月10日に発表した。

これにあたりアントグループは、「USDC」発行の米サークル(Circle Internet Financial)と協力するとのこと。

ただし実際に「アントチェーン」に「USDC」を導入するには、同ステーブルコインが米国で規制に準拠した後を想定しているという。

また情報提供した関係者によると、その具体的な時期は未定であるとのことだ。

なお2020年7月にローンチされたアントのブロックチェーン「アントチェーン」は、HSBC、JPモルガン、スタンダード・チャータードなど、10社以上の世界的な金融機関が発行するトークン化された預金やその他のデジタル資産を既にサポートしている。

参考:ブルームバーグ
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。