Snap to Earn「SNPIT」がトヨタのモータースポーツ部門と提携、カメラNFT限定販売へ

SNPIT内で撮影できるコラボ記念NFT販売へ

日本発のSnap to Earnブロックチェーンゲーム「SNPIT」が、トヨタ自動車のモータースポーツ部門トヨタガズーレーシング(TOYOTA GAZOO Racing:TGR)と提携した。両社は特別仕様のコラボ記念カメラNFTを限定販売する。「SNPIT」を開発するガルシス(GALLUSYS)が6月19日に発表した。

「SNPIT」は、カメラNFTを活用してスマートフォンで写真を撮影することで、独自トークン「SNPT」が獲得できるGame-Fi(ゲーム×金融)分野のスマホアプリゲームだ。トークンを用いてカメラNFTの性能を向上させることで、より精巧な画質での撮影や、トークン獲得量の増加が可能となる他、特定の画質基準を超えた写真はバトルへのエントリー資格を得て、バトルでの勝利によるトークン獲得も可能になるという。またゲーム体験を通じて、自然や文化遺産に対する関心や保護意識の醸成にも貢献することが目指されている。

今回販売されるコラボ記念のカメラNFTは、TGRの世界観を体現した赤・白・黒のカラーリングを基調とするデザインとなっている。ユーザーはカメラNFTを使用して「SNPIT」内で撮影を行うことで、通常より多くのボーナスポイントを獲得できるとのこと。またレース会場での撮影体験も、より没入感のある特別なものになるという。

カメラNFTの機能面では、ズーム性能が3倍または5倍に設定されているとのこと。さらにゲーム内カテゴリ「カー(CAR)」または「ヒューマン(HUMAN)」でのメインバトルに勝利すると、獲得ポイント「STP」が1.3倍に増加する仕様となっている。

なおカメラNFTの販売数は300個限定で、価格は3万円相当とのこと。決済はポリゴン(Polygon)エコシステムトークン(POL)またはクレジットカードに対応し、販売開始は今年6月27日20時を予定している。

さらにNFT購入者を対象とした特典として、今年7月19日に富士スピードウェイで開催される「全日本スーパーフォーミュラ選手権 第6戦」への無料バスツアーに招待するキャンペーンも実施されるという。このキャンペーンは抽選で20名が対象となっている。

なお「SNPIT」は、東証スタンダード上場ギグワークス子会社のガルシスおよび国内Web3企業のチューリンガムがゲーム制作をしている。またドバイに本社を置くZEAL NOVA DMCCが同ゲームのパブリッシングを行っているとのこと。ちなみに「SNPIT」には、秋元康氏がストラテジックアドバイザーとして関わっている。

「SNPT」の発行は、ボブジー(BOBG)社にて行われている。ボブジーは、国内ブロックチェーン事業者に対して、トークンの発行・運用・管理から暗号資産(仮想通貨)上場までを一気通貫で行うシンガポール拠点の企業だ。

参考:SNPIT
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。