米ロビンフッド、欧州向け米証券取引ブロックチェーンプラットフォーム開発か=報道

ロビンフッドがブロックチェーンプラットフォーム開発か

株式や暗号資産(仮想通貨)の取引プラットフォームを提供する米ロビンフッドマーケッツ(Robinhood Markets)が、欧州の個人投資家向けに、米国の株式や証券を取引できるようにするブロックチェーン基盤のプラットフォームを開発していると「ブルームバーグ」が関係者2名から得た情報として5月8日に報じた。

報道によるとこのプラットフォーム構築にあたりロビンフッドは、イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2ブロックチェーンのアービトラム(Arbitrum)もしくはレイヤー1ブロックチェーンのソラナ(Solana)を提携候補として検討しているという。

ただし関係者によると、この計画についての合意はまだ最終決定されていないとのことだ。

なお米ロビンフッドは、4月30日に2025年第1四半期(1月〜3月)の決算を発表している。

その発表によると、同社の2025年第1四半期の暗号資産取引量は460億ドル(約6兆6,424億円)で、前年同期比で28%増加したものの、前期の700億ドル(約10兆1,080億円)からは減少している。

一方で株式に関しては、2025年第1四半期の取引量は413億ドル(約5兆9,617億円)で、前年同期比で84%増加。前期は423億ドル(約6兆1,111億円)だった。

参考:ブルームバーグ
画像:Reuters

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。