ビットコイン購入発表のメタプラネット、株価が約90%上昇

メタプラネットの株価が約90%上昇

東証スタンダード上場企業のメタプラネットの株価が、資金管理戦略の一環としてビットコイン(BTC)を購入することを発表したのち、約90%上昇した。

同社の株価は、4月8日月曜日の終値19円から翌日9日火曜日の終値36円へ上昇。BTC購入を発表して1日で89.47%株価が急騰した。

ちなみにこの日の取引株数は69,795,600株で、平均の928,000株を大きく上回った。

なお10日終値は32円となっている。

8日の発表によるとメタプラネットは、新株予約権の行使により調達する約9.35億円の資金ほとんどをBTCの購入に充て、保管する予定だとしている。

なおBTCを単に保有するだけではなく、それを活用した運用収益の取得も予定しているとも同社は伝えている。

また同社がBTCを自己資産に組み入れることを決定したのは、「インフレヘッジ、同通貨がマクロ経済回復から受ける恩恵、そして長期的な資本価値向上の基盤としての可能性を多面的に理解したため」であるとのこと。

BTCについては「ビットコインはボラティリティが高い通貨との側面がありますが、長期的に見た場合には価値が恒常的に上昇しており、長期保有に適していると考えております」とも同社は述べている。

関連ニュース

参考:グーグルファイナンス
images:Reuters

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【5/17話題】スラッシュがSlash Vプリカ SHOP開始、SECのSAB121覆す決議案が可決など

スラッシュが「Slash Vプリカ SHOP」開始、暗号資産でVプリカ購入可能に、米上院、SECの暗号資産会計ルール「SAB121」を覆す決議案を可決、インド証券取引委員会、暗号資産取引の監督に前向き、準備銀行とは対照的に、仏証券監督当局、投資家にBybitの無登録営業を警告、KuCoin、ナイジェリアの規制準拠に向け一部サービスを停止、米CME、ビットコイン現物取引の提供検討か=報道、リップル、「XRP Ledger」をコスモスのインターチェーンに接続、マスターカードがカーボンクレジットのトークン化における概念実証完了、スタンダードチャータード銀行らと、DTCC、大手銀行らとファンドのトークン化推進する「Smart NAV」の実証実験完了。チェーンリンク活用で