米ロビンフッド、「Robinhood Wallet」のアンドロイド版リリース

Robinhood Walletのアンドロイド版がリリース

暗号資産(仮想通貨)ウォレット「ロビンフッドウォレット(Robinhood Wallet)」のアンドロイド版がリリースされた。同ウォレット開発の米投資アプリのロビンフッドが3月20日に発表した。なお同ウォレットの正確な提供元はケイマン諸島のロビンフッド・ノンカストディアル(Robinhood Non-Custodial)社だ。

「ロビンフッドウォレット」は、ユーザーが秘密鍵を管理するノンカストディアル型のウォレットだ。iOS版は昨年3月から提供開始しており、アンドロイド版提供まで約1年の時間がかかったことになる。

ロビンフッドによると、アンドロイドは世界のモバイルOS市場の70%のシェアを占めているという。これは世界中の何百万人が「ロビンフッドウォレット」を利用できるようになったとのことだ。

現在「ロビンフッドウォレット」は、イーサリアム(Ethereum)、ビットコイン(Bitcoin)、ドージコイン(Dogecoin)、アービトラム(Arbitrum)、ポリゴン(Polygon)、オプティミズム(Optimism)、ベース(Base)のネットワークに対応している。

なお「ロビンフッドウォレット」には、「イーサリアムスワップ(Ethereum Swap)」の機能が搭載されている。

同機能は、ユーザーがネットワーク手数料(ガス代)となるイーサリアム(ETH)を保有せずとも、既に保有している他のトークンを代わりに手数料として自動的に差し引く仕組みを持つという。これにより「誰でも簡単にDeFi(分散型金融)を利用し始められる」とロビンフッドは説明している。

関連ニュース

参考:ロビンフッド
images:Reuters

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【5/10話題】ドコモがweb3サービスを海外展開、SBI VCトレードがXRPレジャーのバリデータになど

ドコモがweb3サービスを海外展開か、新会社設立も=報道、SBI VCトレード、「XRPレジャー」のバリデータに、メタプラネットがビットコイン追加購入を報告、合計保有数117.7217BTCに、カナダ当局、バイナンスにマネーロンダリング違反で438万ドルの罰金、バイナンスローンチプール、テレグラムのゲーム内通貨「Notcoin(NOT)」取扱開始へ、バイナンスジャパン、SAND/ETHの取引ペア廃止、米下院、SECの暗号資産会計ルール「SAB121」無効化を決議、ホワイトハウスは法案に拒否の姿勢、バイナンス、VIP顧客「DWF Labs」の市場操作疑惑報道を否定