24karatらが「MEGAMI」のNFT配布実験、新宿アルタのサイネージ型自販機で

24karatらが人気NFT「MEGAMI」の配布実験

人気NFTプロジェクト「MEGAMI」の新作イラストNFTを自動販売機で配布する実証実験が、7月22日から29日の期間にて新宿アルタで実施される。

コミュニティモバイルウォレット「24kZAP」を運営する24karatは7月12日、サイネージ型IoT自動販売機「AIICO(アイコ)」を製造するアドインテと連携し、「MEGAMI」のコンテンツを活用した、新たなO2O(Online to Offline)体験の期間限定実証実験を行うことを発表した。

今回NFTを配布する自販機「AIICO」では、従来の「自販機から排出されたURLが記載された物体をカメラで読み込む等でNFT販売ページ等に遷移させる仕組み」とは異なり、利用者が自らのモバイルウォレットを自動販売機のQRカメラにかざし、ブロックチェーンのアカウント情報を確認する形式をとっているとのこと。

この形式により、特定のNFTを保有した利用者のみを対象に新たに特別なNFTや物品の配布や販売が行える他、自動販売機の購買画面が変化して特別なユーザーしか購買選択ができないシークレットショップ立ち上げが可能になるという。このように同形式では、NFTの自販機購入の体験をより自由度高くデザインすることが可能になったとのことだ。

なお今回配布されるNFTは、「MEGAMI」の人気キャラクター「Foxy Miko」をNFTアーティストおにぎりまん氏が書き下ろした3種類限定のイラストNFTになるとのこと。

今回の実証実験では「AIICO」を用い、「24kZAP」を同自販機に複数日にわたりかざすことで、希少性の高いNFTや物品を獲得できるユーザー体験を創出し、利用者の再来訪を促すという。

1日1回、計3回(合計3日)現地で3種類の限定イラストを全て入手したうえで、「AIICO」に24karatのモバイルウォレットのQRコードを読み込ませることで、先着10名に限定イラストのアクリルキーホルダーがプレゼントされるとのことだ。

今回の実証実験は、7月22日10:00~7月29日21:00の期間にて、新宿アルタ店内の地下二階エレベータ前にある「AIICO」にて実施される。なお設置場所の営業時間は8:00~23:00までだ。

なお「あたらしい経済」編集部が24karatに取材したところ、今回のNFTはFlow(フロウ)ブロックチェーン上にミント(発行/鋳造)されるものだという。なおFlowはNFTゲーム「NBA Top Shot」でも用いられているダッパーラボ(Dapper Labs)開発のブロックチェーンだ。

関連ニュース

    デザイン:一本寿和
    images:iStocks/Valerii-Minhirov・Svetlana-Borovkova

    関連するキーワード

    この記事の著者・インタビューイ

    大津賀新也

    「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

    合わせて読みたい記事

    【5/17話題】スラッシュがSlash Vプリカ SHOP開始、SECのSAB121覆す決議案が可決など

    スラッシュが「Slash Vプリカ SHOP」開始、暗号資産でVプリカ購入可能に、米上院、SECの暗号資産会計ルール「SAB121」を覆す決議案を可決、インド証券取引委員会、暗号資産取引の監督に前向き、準備銀行とは対照的に、仏証券監督当局、投資家にBybitの無登録営業を警告、KuCoin、ナイジェリアの規制準拠に向け一部サービスを停止、米CME、ビットコイン現物取引の提供検討か=報道、リップル、「XRP Ledger」をコスモスのインターチェーンに接続、マスターカードがカーボンクレジットのトークン化における概念実証完了、スタンダードチャータード銀行らと、DTCC、大手銀行らとファンドのトークン化推進する「Smart NAV」の実証実験完了。チェーンリンク活用で