バイナンスがスウェーデンで暗号資産ライセンス取得、欧州7例目

Binanceがスウェーデンで登録完了

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、スウェーデンで暗号資産サービスプロバイダー(VASP:Virtual Asset Service Provider)として承認されたことを1月11日発表した。

バイナンスは、スウェーデン金融監督庁(FSA)からVASPの認可を取得したことにより、同国においてユーロでの暗号資産売買や取引、ステーキング、バイナンスビザカードなどのサービス提供が可能になったとのこと。

なおバイナンスはこれまでヨーロッパにおいて、フランス・イタリア・スペイン・キプロス・リトアニア・ポーランドでVASPの認可を取得している。今回スウェーデンでの取得によりヨーロッパで7か国目の認可取得となった。

またヨーロッパ以外にも、バーレーンやUAE(アラブ首長国連邦)のアブダビ・ドバイ、カザフスタン共和国、ニュージーランドでVASPとして承認されている。

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参考:バイナンス
デザイン:一本寿和

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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