Uniswapがweb3ファンド立ち上げ、Maker DAOやAaveなどへ投資

Uniswapがweb3ファンド立ち上げ、Maker DAOやAaveなどへ投資

DeFi(分散型金融)プロトコルのユニスワップ(Uniswap)の運営母体であるユニスワップラボ(Uniswap Labs)が、web3ファンド「ユニスワップラボ・ベンチャーズ(Uniswap Labs Ventures)を立ち上げたことが4月11日に分かった。

このファンドではインフラから開発者ツール、消費者向けアプリケーションまで、web3スタックのさまざまな段階とレベルのチームに投資していくという。 またロングタームでのサービス開発、コミュニティとのオープンなコラボレーション、ユーザーファーストなど、ユニスワップラボの価値観に近いプロジェクトへの投資にも注力していくようだ。

そしてこのファンドは、MakerDAO、Aave、Compound Protocol、PartyDAO、LayerZero、Ethereum開発者プラットフォームのTenderlyなど11のスタートアップとプロジェクトに投資していることをリリースで明かした。

またこのファンドはプロトコルガバナンスの重要性を強く認識し、ファンドのチームメンバーは、投資先のオンチェーンおよびオフチェーンのガバナンスに積極的に参加して、コミュニティを活性化していくとのこと。実際にMakerDAO、Aave、Compound、Ethereum Name Service(ENS)のガバナンスに参加する予定だという。

なお同ファンドは、Teo Leibowitz(テオ・レイボウィッツ)氏と、ユニスワップラボのCPOであるMCLader氏がトップを務める。

参考:ユニスワップ
デザイン:一本寿和
images:iStocks/metamorworks・BadBrother

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。

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