財務省、デジタル通貨に関する体制強化か

財務省、デジタル通貨に関する体制強化か

日本の財務省がデジタル通貨に関する専門の担当官を新たに拡充する考えであると、複数の政府筋からの情報としてロイターが7月16日報じた。報道によると財務省は、デジタル通貨への取り組み加速に向け体制を強化する考えとのことで、通貨を管理する理財局国庫課の人員拡充に向け近く正式に予算要求するという。

なお人選などの具体策は今後詰めるとのことで、金融庁の関係者は「ポストを新設したのは事実だが、何を議論していくかは現時点で決まっていない」と述べたと報じられている。

日銀では今年4月より中央銀行デジタル通貨(CBDC)の実証実験を開始している。現在行われている概念実証フェーズ1においては、システム的な実験環境を構築し決済手段としてのCBDCの中核をなす発行、送金、還収等の基本機能に関する検証を行う予定だ。

なおフェーズ1の実施期間は2022年3月までの予定となっており、その後は周辺機能を検証するフェーズ2、民間事業者や消費者が参加する形でのパイロット実験を行うことも視野に入れたフェーズ3までの実証実験が想定されている。

関連ニュース

日銀、中央銀行デジタル通貨の実証実験開始 

参考:ロイター
デザイン:一本寿和
images:iStocks/7maru

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【1/30話題】SBI VCトレードがビットポイント吸収合併へ、米CFTCがイベント契約の新規制を策定へなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

広告

イーサリアム開発者、後続アップグレードのHegotaで「FOCIL」提案、スケーリング下でも検閲耐性維持へ

イーサリアム(Ethereum)の次期プロトコルアップデート「グラムステルダム(Glamsterdam)」に続く「ヘゴタ(Hegotá)」に向け、「フォーク・チョイス・エンフォースド・インクルージョン・リスト(Fork Choice–enforced Inclusion Lists:FOCIL)」ヘッドライナー候補(CFI)として推す提案が、1月27日に開発者フォーラムEthereum Magiciansで共有された。FOCILは「EIP-7805」として仕様が提示されている