【取材】音楽業界のNFT事業支援を目指す、Fracton VenturesとParadeAllがパートナーシップ契約(Fracton Ventures代表取締役 鈴木雄大氏、ParadeAll代表取締役 鈴木貴歩氏)

Fracton VenturesとParadeAllがパートナーシップ契約

Fracton Ventures株式会社とParadeAll株式会社が、音楽業界におけるNFT等を活用したアーティストのデジタルコンテンツの作成及び、国内外への展開を共同で支援するための戦略的パートナーシップ契約締結を発表した。

このパートナーシップ契約に基づいて両社は、音楽において、アーティス ト、マネジメント、レコード会社等がNFTを念頭に置いたブロックチェーンを用いたデジタルコンテンツを作成する際のコンサルティングを実施していくとのこと。

なおFracton Venturesが、ブロックチェーン基盤/プラットフォームの選定、企画及び開発、法的観点が関与する際の技術的実装のアドバイス、その他NFT活用における新たな体験の提案を行う。

そしてParadeAllが音楽業界におけるNFT事例の紹介、NFT化に適したアーティストの選定、NFT化における権利等への対応の検討を実施するとのことだ。

具体的には両社でアーティストの音源のNFT化、楽曲特典のNFT化、その他NFTを介した新しい体験の創出を通じて国内外のファンにアーティストや作品の魅力を伝えていくとのこと。

(追記:3月16日10時)

あたらしい経済編集部は、Fracton Ventures代表取締役鈴木雄大氏とParadeAll代表取締役 エンターテック・アクセラレーター鈴木貴歩氏へ取材を行った。

Fracton Ventures 鈴木雄大氏へ取材

鈴木雄大氏:アーティストを中心とした価値創出が可能であり、スマートコントラクトを介すことで二次流通でのロイヤリティー徴収などの自動化が可能です。また及びファンコミュニティの新規拡大や活性化に繋がることが期待できると考えております。

ParadeAll 鈴木貴歩氏へ取材

鈴木貴歩氏:アーティストのデジタル作品をレアな作品として販売することができるので新たな表現ができます。また二次流通からの収益分配もできます。音楽はグローバルかつ幅広い層にアピールできるアートフォームなので相性が良いと考えます。国境を気にせずに取り組めるので、海外にファンベースを持つアーティストと相性が良いと考えます。

(images:iStocks/Yevhen-Lahunov)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

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