【取材】プラズムネットワーク(Plasm Network)のステイクが暗号資産取引所「OKEx」から資⾦調達(ステイクテクノロジーズ CEO 渡辺創太氏)

プラズムネットワークのステイクが暗号資産取引所「OKEx」から資⾦調達

⽇本発のパブリックブロックチェーンである「Plasm Network(プラズムネットワーク)」の開発をリードするStake Technologies(ステイクテクノロジーズ)が世界的な暗号資産取引所である「OKEx」が組成した約100億円ファンドである「Block Dream Fund」から資⾦調達を実施したことを発表した。なお「OKEx」がポルカドット(Polkadot)エコシステムのプロジェクトに投資を⾏なうのは「Plasm Network」が初めてだ。

「Plasm Network」は2021年2⽉9⽇にバイナンスをリード投資家にした資⾦調達を発表後、5つの技術的な進捗があった。

それは「世界初、Polkadotのコア機能となるクロスチェーントランザクションをテストネットで成功、助成⾦プログラムに採⽤されたスケーリングソリューションであるZK Rollupsの実装を⾏いマイルストーン1を提出、EthereumとPolkadotのブリッジを実装開始、Secret Network(旧エニグマ)とPolkadotのブリッジのデモを実装、ハードウェアウォレットのPolkadot、Plasm Networkへの対応を実装」である。

Block Dream Fundのファウンディングパートナーであるドラ(Dora)氏は「Plasm Networkは、⾼度な技術、経験、能⼒を備えた信じられないほど実⽤的で有能なチームを持っています。

チーム はPolkadotの開発それ⾃体にも多⼤なエネルギーとリソースを投資して開発を⾏っています。PlasmがPolkadotの成⻑をサポートし、エコシステムと共に発展していくことを期待しています」とコメントしている。

あたらしい経済編集部は、Stake Technologies 代表取締役CEO 渡辺創太氏へ取材を行った。

Stake Technologies 代表取締役CEO 渡辺創太氏へ取材

ーOKExから資金調達を行った理由は何でしょうか。

渡辺創太:Plasm NetworkはPolkadotに接続するブロックチェーン(パラチェーン)として開発を行っています。

実際にPolkadotに接続するためには「繋ぎたいです」と意思表示するだけではなく、DOTトークンをコミュニティから集め他のプロジェクトと競争することになります。

現在、DOTを一番管理しているのは取引所だと予測しておりバイナンスを始めOKExからもサポートしてもらうことでパラチェーンになる可能性を上げるのが目的です。

(images:iStocks/)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ