バイナンスウォレット、パンケーキスワップの「プレアクセス」に対応。未上場企業へ間接投資

PancakeSwap主催のトークン申込プログラムに対応

海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)提供のウォレット「バイナンスウォレット(Binance Wallet)」が、トークン申込プログラム「プレアクセス(Pre-Access)」へのアクセス提供を開始した。同ウォレットの公式Xで9月20日に発表された。

プレアクセスは、DEX(分散型取引所)パンケーキスワップ(PancakeSwap)が主催する、未上場企業や関連資産への間接的な投資機会を提供するトークンの申込プログラムだ。第三者が商品を設計し、トークンを発行する。利用資格を満たすユーザーが申し込めるが、トークンの保有によって対象企業の株式や持分を直接保有することにはならない。

バイナンスウォレットは、ユーザー自身が資産を管理するセルフカストディ型ウォレットと、キャンペーンへの技術的なアクセス窓口を提供する。

第1弾の対象となったのは、プライベート市場向けのトークン化商品などを提供するパイモンファイナンス(Paimon Finance)が発行する「pPOLY」だ。同トークンは、予測市場プラットフォーム「ポリマーケット(Polymarket)」の株式に関連する間接的な経済的エクスポージャーを提供するものだ。

申込価格は1トークン当たり15.5ドル(約2,440円)、販売総額は480万ドル(約7.6億円)で、対象ネットワークはBNBスマートチェーン(BNB Smart Chain)となる。

pPOLYの申し込み受付は9月21日に開始された。受付期間は日本時間9月21日18時から同24日18時までに設定されていたが、パンケーキスワップの公式Xでは、開始から2分未満で申込上限に達したことが発表されている。

バイナンスの公式FAQによると、プレアクセス全般のユーザーへの割当額は、「アルファポイント(Alpha Points)」、「トレンチャーバッジ(Trencher Badge)」の保有状況、「ビーストックスオンチェーンティア(bStocks On-Chain Tier)」の3要素に基づいて決まるという。

アルファポイントは、バイナンス上の対象資産の保有額や取引活動などに基づくポイント制度だ。トレンチャーバッジは、アクティブなオンチェーントレーダー向けの認証バッジとなる。ビーストックスオンチェーンティアは、トークン化証券「ビーストックス(bStocks)」の保有量や取引量などに基づく活動ランクだ。

アルファポイントとビーストックスオンチェーンティアが高いほど割当額が増え、トレンチャーバッジ保有者には追加枠が付与される。最終的な割当ルールはパンケーキスワップが決定する。

また、申込需要が提供可能な数量を上回った場合、キャンペーン規則や商品条件、スマートコントラクトなどに基づき、割当の減額や按分、却下、遅延、取消などが行われる可能性があるとのことだ。

参考:バイナンスパンケーキスワップ
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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