サーティックとキルギス中央銀行がMOU。CBDC「デジタルソム」で協力へ

CertiKとNBKRがMOU

ブロックチェーンセキュリティ企業サーティック(CertiK)とキルギス中央銀行(NBKR)が、同行が進めるCBDC(中央銀行デジタル通貨)プロジェクト「デジタルソム(Digital Som)」の安全性やデジタル資産の監督などに関する協力の枠組みを定める覚書(MOU)を9月9日に締結した。サーティックが9月14日に発表した。

NBKRは9月9日、商業銀行の関係者を対象としたデジタル資産に関するワークショップも開催し、サーティックの関係者が参加した。ワークショップでは、デジタル資産と関連インフラの安全性、リスク・取引監視のほか、暗号資産(仮想通貨)分野における規制、ライセンス、監督などについて議論した。また、スマートコントラクトの安全性やカストディ(保管)ソリューション、鍵インフラ、金融機関向けモニタリングシステムなども取り上げられた。

サーティックによると、両者はMOUに基づき、ブロックチェーンとデジタル資産のセキュリティを巡り、セキュリティ評価、形式検証、サイバーセキュリティ、運用レジリエンスなどの分野で協力を検討するという。サーティックは、これらの分野で技術面と戦略面の支援を提供するとしている。

またデジタル資産の規制・監督に関する協力では、マネーロンダリング・テロ資金供与対策(AML/CFT)、デジタル資産のカストディ、セキュリティ基準、ライセンス要件などに関する規制面の助言も対象に含まれるという。

さらに両者は、継続的なリスク監視と規制上の監督を強化するため、サーティックのデジタル資産のリスク監視や規制対応を支援する、監督・コンプライアンス対応ソリューション「スーパービジョン・アンド・コンプライアンス(Supervision and Compliance)」の導入も検討するとのこと。あわせて、技術・規制分野での研修や知識移転にも取り組む方針だ。

参考:サーティックNBKR
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。