ビットトレードとスタンデージ、貿易実証で暗号資産の円転を数時間以内に

着金確認から円残高への反映までを検証

国内暗号資産(仮想通貨)交換業者のビットトレードが、貿易業務のデジタル化を支援するスタンデージ(STANDAGE)と実施した、貿易領域における暗号資産活用の共同実証結果を9月10日に公表した。

発表によると両社は、暗号資産の着金確認から売却・円転(日本円への換金)を経て、ビットトレード口座に日本円残高が反映されるまでの工程を、数時間以内に完了したという。

今回の実証では、暗号資産が実際に送付され、受領後の確認や売却など、法人が取引で利用する場面を想定した工程が検証された。なお所要時間は、今回設定した実証条件での結果であり、取引条件や運用方法によって異なるとのこと。

また両社は、円転時のコストが、実証前に設定した想定水準を下回ったと報告した。具体的なコストの金額や料率は、今回の発表では明らかにされていない。

両社は今後、実際の貿易取引に近い規模や条件で実証を進める方針だ。運用フローの標準化・自動化による効率化や、取引規模に応じたコスト構造の変化も確認するという。また両社は9月15日に共同セミナーを開催し、今回の実証で得られた具体的な結果を紹介する予定としている。

なおビットトレードは今年8月6日、スタンデージとの共同実証の開始を発表していた。当初の発表では、入庫確認時点と売却約定時点の価格差や、換金時の手間・コスト、入出庫・入出金に関する確認フローなどが主な検証項目に挙げられていた。

同発表では、ビットトレードが暗号資産の入庫確認や売買、換金後の円建て残高への反映に関する運用フローの確認を担い、スタンデージが貿易実務の知見を生かした課題整理を担うとしていた。

参考:ビットトレード
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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