Pump[.]funがHyperEVM対応、アプリからUSDCでトークン取引可能に

Pump.funアプリがHyperEVMに対応

ミームコイン発行・取引プラットフォーム「パンプファン(Pump.fun)」の取引アプリが、「ハイパーEVM(HyperEVM)」に対応した。8月26日に公式Xより発表された。

今回の対応により、ユーザーはパンプファンのアプリから、ハイパーEVM上のあらゆるトークンを米ドル連動型ステーブルコイン「USDC」で取引できるようになったという。

パンプファンは、誰でもトークンを作成・売買できるプラットフォームで、ソラナ(Solana)上のミームコイン発行サービスとして知られる。なお、今回明らかになったのはハイパーEVM上のトークンの取引対応であり、同ネットワーク上でのトークン発行への対応は発表されていない。

ハイパーリキッド(Hyperliquid)は、暗号資産(仮想通貨)の現物および無期限先物の取引機能を備える独自のレイヤー1ブロックチェーンだ。同チェーンの実行系は、現物および無期限先物のオンチェーン注文板を担う「ハイパーコア(HyperCore)」と、スマートコントラクト実行環境「ハイパーEVM」の2つに大別される。ハイパーEVMは、イーサリアム(Ethereum)の仮想マシン「EVM」と互換性を持ち、開発者はEVM向けのスマートコントラクトやアプリケーションをハイパーリキッドのエコシステム上に展開できる。

パンプファンは同日、同社アプリでの取引手数料について、ソラナでは0%、ハイパーEVM、ロビンフッドチェーン(Robinhood Chain)、BNBチェーン(BNB Chain)、ベース(Base)などでは0.1%と案内した。同社は0.1%の手数料を「ほぼゼロ」と表現している。なお、これらは同社アプリに関する手数料の案内であり、取引先プロトコルの手数料やネットワーク手数料などを含む総取引コストを示すものではない。

パンプファンは今回の対応について、自社をハイパーEVMを「トレンチ(trenches)」に持ち込む最初のアプリだと表現した。「トレンチ」は暗号資産コミュニティで、ミームコインなどの新興トークンを早期に探して取引する活動や、その参加者が集まるコミュニティなどを表す俗語として使われている。

同アプリでは、特定のトークンを取り上げて投稿する「コールアウト(Callout)」機能も提供されている。投稿したコールアウトはフォロワーに通知される場合があるほか、フィードやリーダーボードなどに表示される場合がある。ユーザーはリーダーボードの順位を上げ、フォロワーを増やすこともできるという。

またパンプファンによると、コールアウトに関連する活動に基づき、対象ユーザーへUSDC建ての報酬が付与される場合がある。ただし公式規約では、報酬の有無や金額は運営者の裁量とされ、付与は保証されていない。

画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

渡邉洋輔

「あたらしい経済」編集部 記者 ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

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