ユニスワップラボ、ロビンフッドチェーン向けミームコインローンチパッド公開

Uniswapがミームコインローンチパッド公開

DEX(分散型取引所)「ユニスワップ(Uniswap)」を開発するユニスワップラボ(Uniswap Labs)が、ロビンフッドチェーン(Robinhood Chain)向けミームコインローンチパッド「プールズ(Pools)」を公開した。同社が8月5日に発表した。

プールズは、専用ウェブサイトpools.tradeで提供されているとのこと。ミームコインの作成や新規トークンの発見・購入ができるほか、トークンのローンチ後はユニスワップv4(Uniswap v4)の流動性プールで取引できるという。

またプールズは、LP手数料をロック済みの流動性へ自動再投資する仕組みや、スナイピング軽減、クリエイターが引き出せない永久ロック流動性、任意のクリエイター手数料などを特徴とする。

別途のローンチパッド手数料は課されないが、各プールには0.25%(25bp)のLP手数料が設定される。クリエイター手数料を有効にしない場合、この全額がロック済みの流動性へ自動再投資される。クリエイターがローンチ時に任意の手数料を有効にすると、取引額の0.05%分(5bp)を受け取り、残る0.20%分(20bp)が流動性へ自動再投資される。

トークンの発行方式は、クラウドローンチ(Crowd Launch)とインスタントローンチ(Instant Launch)の2種類で、いずれも固定供給量は10億枚となっている。

クラウドローンチは4時間の入札期間を設ける。TWAP方式により、各参加者の入札は入札時点から期間終了までの残り時間にわたって徐々に約定する。これにより、複数取引をまとめて初期供給を押さえるバンドリングの軽減を図る。4時間の終了時点で完全希薄化後評価額(FDV)が1万ドルに達していれば、トークンはユニスワップv4プールへ移行し、取引可能になる。達しなければローンチは不成立となり、入札額が返還対象となる。返金には利用者による請求操作が必要だ。

ここでいうTWAP方式は、入札額を入札時点からローンチ終了までの残り時間に分散して執行する仕組みだ。これにより、入札タイミングによる優位性を抑える狙いがある。

インスタントローンチでは、トークン作成後すぐにユニスワップv4プールで取引を開始できる。価格はボンディングカーブに基づき売買に応じて変動し、クラウドローンチのような最低FDVの成立条件は設けられていない。また、プールズをミームコイン以外の資産に利用することは禁止されている。

なお、ミームコイン以外の資産については、別のローンチ手段としてコンティニュアス・クリアリング・オークション(Continuous Clearing Auction:CCA)がある。

7月14日にはユニスワップのトークンオークション機能「ユニスワップオークションズ(Uniswap Auctions)」が、ロビンフッドチェーンへ対応している。同機能にはCCAが活用されており、同チェーン上で完全オンチェーンのトークンオークションや、参加者の需要に基づく価格発見、ユニスワップv4での初期流動性形成が可能となっている。

CCAは、固定価格販売に伴う恣意的な価格設定や、オフチェーンでの割り当てに伴う透明性不足に対応する設計だ。オークション参加者は予算と上限価格を設定して入札し、CCAは参加者の需要に基づいて各ブロックの清算価格を決定する。これにより、発行側が一方的に価格を決めるのではなく、参加者の需要を反映しながら価格を形成できる。

さらにCCAでは、各入札がオークションの残りのブロック全体に自動的に分散されるため、入札者が取引の処理速度を競うことで得られる優位性を抑えられるとのことだ。 

参考:ユニスワップ
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。