SBIトレーサビリティの「SHIMENAWA」、清里フィールドバレエの来場者施策に活用

SHIMENAWAが野外バレエ公演で活用

SBIトレーサビリティが、山梨県北杜市で開催中の清里フィールドバレエにおいて、同社が提供するブロックチェーン技術を活用したトレーサビリティサービス「SHIMENAWA(しめなわ)」による来場者向け体験施策を実施すると8月5日に発表した。

清里フィールドバレエは、東京都八王子市のB.シャンブルウエストが主催、山梨県北杜市清里を拠点に観光、文化、地域振興事業を展開する萌木の村が共催する野外バレエ公演だ。萌木の村の特設野外劇場で7月28日から8月9日に開催される(8月3日は休演)。また清里フィールドバレエにおいて、来場者向け体験施策としてNFCタグを活用するのは初とのこと。

SHIMENAWAは、ICタグ(RFID/NFC)とブロックチェーン技術を用いて、現物資産やカードなどに固有IDを付与し、関連情報を一元的に記録・管理するトレーサビリティサービスだ。真正性の確認や利用・配布履歴の記録、タグ経由でのデジタルコンテンツ配信、入出荷・在庫管理などに対応している。

今回の取り組みでは、来場時と終演後の2つのタイミングで利用できるデジタル体験が提供されるという。来場者は、ブロックチェーン上の情報と紐づくNFCタグを組み込んだ「魔法の杖」にスマートフォンをかざすことで、公演に関連するさまざまなデジタルコンテンツへアクセスできるとのこと。

来場時の「Welcome Touch」では、ウェルカムメッセージや当日のキャスト情報、出演者からのメッセージ、当日の自然の見どころ、会場案内などの情報が提供されるとのこと。また、終演後の「Thank You Touch」では、出演者からのお礼メッセージやアンケートコンテンツを配信し、公演後の余韻を楽しみながら来場者との新たな接点を創出するとのことだ。

なおSHIMENAWAは、アワード受賞歴を有する「萌木の村スペシャルウイスキー」にも導入され、真贋証明や開封検知などのブランド保護に活用されている。

SBIトレーサビリティは2021年に設立された、ブロックチェーンを活用したトレーサビリティ・サービスなどを提供するSBIホールディングスの100%子会社だ。同社提供のSHIMENAWAは、digglue(ディグル)とIT FORCEの支援によりSBIトレーサビリティが開発した。 トレーサビリティ・アプリケーションはディグル、消費者向けアプリケーションはIT FORCEが担当したという。またサービス基盤には、米R3社開発のエンタープライズ向けブロックチェーン「Corda(コルダ)」が活用されている。

参考:SBIトレーサビリティ
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

田中柊也

「あたらしい経済」編集部 法政大学在学中。web3の革新性に惹かれ、暗号資産やブロックチェーン領域に関心を持つ。現在は制度や規制を中心に学びながら、ニュース制作に携わっている。

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