ユニスワップのトークンオークション機能、「ロビンフッドチェーン」で利用可能に

Uniswap AuctionsがRobinhood Chainに対応

DEX(分散型取引所)「ユニスワップ(Uniswap)」のトークンオークション機能「ユニスワップオークションズ(Uniswap Auctions)」が、ロビンフッドチェーン(Robinhood Chain)で利用可能になった。ユニスワップの公式Xで7月14日に発表された。

これにより、ロビンフッドチェーン上のプロジェクトチームは、完全オンチェーンのトークンオークションを実施し、参加者の需要に基づく価格発見や、ユニスワップv4(Uniswap v4)での初期流動性形成を行えるとのこと。今回のロビンフッドチェーン対応によりユニスワップオークションズは、同チェーンに加え、イーサリアム(Ethereum)、ベース(Base)、アービトラム(Arbitrum)、ユニチェーン(Unichain)の計5ネットワークに対応した。

ロビンフッドチェーンは、米ロビンフッド・マーケッツ(Robinhood Markets)の暗号資産部門ロビンフッドクリプト(Robinhood Crypto)が構築した、アービトラムを基盤とするイーサリアムのレイヤー2ネットワークだ。

同チェーンでは、ユニスワップv2、v3、v4およびユニスワップX(UniswapX)が稼働しており、ユニスワップウェブアプリ(Uniswap Web App)、ユニスワップウォレット(Uniswap Wallet)、ユニスワップAPI(Uniswap API)から利用できる。またユニスワップ・ラボ(Uniswap Labs)は、ユニスワップをロビンフッドチェーン上の「主要なパブリックAMM(自動マーケットメイカー)」と位置付けている。

ユニスワップオークションズを通じてロビンフッドチェーン上で実施されるオークションは、ユニスワップウェブアプリに掲載される。プロジェクトチームは同アプリ上でオークションを作成・開始でき、参加者は対象オークションの閲覧、入札、終了後のトークン請求を行える。

なおユニスワップオークションズには、ユニスワップ・ラボが流動性の立ち上げとトークン配布のために開発したプロトコル「コンティニュアス・クリアリング・オークションズ(Continuous Clearing Auctions:CCA)」が活用されている。

CCAは、固定価格販売に伴う恣意的な価格設定や、オフチェーンでの割り当てに伴う透明性不足に対応する設計だ。オークション参加者は予算と上限価格を設定して入札し、CCAは参加者の需要に基づいて各ブロックの清算価格を決定する。これにより、発行側が一方的に価格を決めるのではなく、参加者の需要を反映しながら価格を形成できる。

さらにCCAでは、各入札がオークションの残りのブロック全体に自動的に分散されるため、入札者が取引の処理速度を競うことで得られる優位性を抑えられる。

画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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