ネットスターズがカントン財団とMOU、Web3決済普及に向け

ネットスターズとカントン財団がMOU

マルチキャッシュレス決済ソリューション「スターペイ(StarPay)」提供のネットスターズが、カントン財団(Canton Foundation)と、ステーブルコインをはじめとするWeb3型決済の普及に向けた協業について、基本合意書(MOU)を締結したと7月7日に発表した。

発表によるとこのMOUは、Web3がもたらす新しい金融機能をWeb2の決済環境へ橋渡しし、両社の技術特性を活かして実社会での次世代デジタル決済浸透を見据えた、協議・検討の枠組みを定めるものだという。

ネットスターズは今年4月、Web2とWeb3の金融世界をつなぐゲートウェイ構想「StarPay-X(スターペイエックス)」を発表していた。同構想は、同社が取り組んできたQRコード決済などWeb2の従来の決済・金融インフラと、Web3金融を接続することを目的としたものだ。

なお今回のMOUは、現時点で具体的なサービス提供や導入を約束するものではないとのこと。今後両社は、具体的なサービス提供に向けたスキーム構築を進める方針とのことだ。

カントン財団は、金融業界向けの分散型ネットワーク「カントンネットワーク(Canton Network)」の共有インフラにおけるガバナンスと長期的発展を担う独立した非営利団体だ。カントンネットワークは、機関投資家・金融機関向けに設計された、プライバシー保護型のパブリックなブロックチェーン基盤。プライバシー保護、相互運用性、コンプライアンスなどを重視した設計が特徴とされている。

ネットスターズは今年4月8日に発表したStarPay-X構想において、カントン財団をはじめ、ソラナ財団(Solana Foundation)やスターテイルグループ(Startale Group)らを連携・協議先として挙げていた。

その後ネットスターズは、同連携・協業先のアプトス、ビットゲットウォレット(Bitget Wallet)、そしてスターテイルグループとそれぞれWeb3型決済の普及に向けた協業について、MOUを締結した。その他、今年6月にはオールスケール(AllScale)ともステーブルコイン決済の普及に向けた協業についてMOUを締結している。

ネットスターズは今年1月26日から2月28日まで、羽田空港第3ターミナル内の一部店舗で米ドル建てステーブルコイン「USDC」を用いた店舗支払いのサービス実証を実施。また4月2日からは、兵庫県姫路市のトレーディングカード専門店「TCG BW姫路店」で同様の実証第2弾を開始している。 

参考:ネットスターズ
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

田中柊也

「あたらしい経済」編集部 法政大学在学中。web3の革新性に惹かれ、暗号資産やブロックチェーン領域に関心を持つ。現在は制度や規制を中心に学びながら、ニュース制作に携わっている。

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