cirBTCがテストネット対応
米サークル(Circle)のジェレミー・アレール(Jeremy Allaire)CEOが、ビットコイン(BTC)を1:1で裏付ける設計のラップドトークン「Circle Wrapped Bitcoin(cirBTC)」について、テストネットで利用可能になったと5月22日に自身のXアカウントで明らかにした。
5月25日時点でサークルの開発者向けドキュメントには、cirBTCの対応テストネットとして、サークル開発のレイヤー1ブロックチェーン「アーク(Arc)」のテストネットと、「イーサリアム(Ethereum)」のセポリア(Sepolia)テストネットのコントラクトアドレスが掲載されている。
なお、これらのテストネット上のcirBTCはテスト目的のトークンであり、金融価値はなく、実際のBTCによって裏付けられていない。正式提供時のcirBTCは、BTCによって1:1で裏付けられ、準備資産をオンチェーンで検証可能とする設計だ。また、同トークンはサークルの既存インフラや、より広範なDeFi(分散型金融)エコシステムとのシームレスな統合を目指して構築されている。
サークルはcirBTCについて、機関投資家向けに高い安全性と中立性を備えたラップドBTCとして設計したと説明。OTC(店頭取引)デスクやマーケットメーカー、レンディングプロトコルなど、中立的で安全かつ高性能なトークン化BTCを必要とする主体での利用が想定されている。
またcirBTCは、USDCやEURCで培った発行・流動性・信頼性確保の基盤を踏まえて設計されているという。ただしサークルは、cirBTCの正式ローンチについて「近日公開」としており、適用される規制上の承認等を前提とすると説明している。
なお、BTCをトークン化して他チェーン上で利用可能にするラップドBTCは既に複数存在しており、ビットゴー(BitGo)がカストディアン(保管機関)として知られる「WBTC」や、コインベース(Coinbase)提供の「cbBTC」などがある。
cirBTC is coming alive.
— Jeremy Allaire – jerallaire.arc (@jerallaire) May 21, 2026
Dev docs here: https://t.co/Ep8BuXxfNM
Testnet Faucet on Arc and Ethereum:
https://t.co/vB55edkQ8Y
参考:サークル
画像:PIXTA