ベース上のトークン発行プラットフォーム「ドップラー」、ソラナに展開

Dopplerがソラナ対応

ベース(Base)を含むEVM(イーサリアム仮想マシン)基盤で展開するトークン発行プラットフォーム「ドップラー(Doppler)」が、ソラナ(Solana)に対応したと3月6日にXで発表した。

ドップラーは、公正な価格発見を備えたトークンの生成・配布を支援し、流動性やガバナンスへの導線を統合したプラットフォームだ。開発者は同プラットフォームを通じて、トークノミクスの最適化、トークン発行、流動性の立ち上げを進められる。

同プラットフォームは、ベースにおける新規トークン発行の大半を担っており、モナド(Monad)やイーサリアムメインネット(Ethereum Mainnet)でも展開されている。

実際に、NFTミントプラットフォーム提供のゾラ(Zora)や、トークン発行支援プラットフォーム提供のバンカー(Bankr)などのプロジェクトがドップラーを利用している。

ドップラーは発表にて、ソラナはコミュニティの開発スピードが速く、資本の動きも活発な一方で、プロトコル領域は一般ユーザー向け分野の進展に十分に対応できていないと説明した。

こうした背景を踏まえ、ドップラーは移植やフォークではなく、SVM(ソラナ仮想マシン)向けに基本設計からプロトコルを作り直したという。さらに、カスタマイズ可能なローンチ、統合のしやすさ、持続可能性への注力を維持しながら、プロトコルを設計・構築したとのこと。なお、ドップラーは今後もEVM上での展開を継続するという。

ちなみにドップラーは今年1月、パンテラキャピタル(Pantera Capital)をリード投資家とし、バリアント(Variant)、フィグメントキャピタル(Figment Capital)、コインベースベンチャーズ(Coinbase Ventures)が参加した900万ドル(約14億円)のシードラウンドの実施を発表した。

ドップラーは調達資金を、自社で直接利用できる市場基盤の拡大や、大規模なトークン生成イベントへの対応、オンチェーンエコシステム全体における統合強化などに充てる方針とした。 

参考:ドップラー
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。