ディーカレットDCPとガンバ大阪、ブロックチェーン活用のファンコミュニティ実証開始

ファンの貢献を可視化しリワード付与

デジタル通貨事業を手がけるディーカレットDCP(DeCurret DCP)が、Jリーグクラブのガンバ大阪と連携し、ブロックチェーン技術を活用したファンコミュニティサービスの実証実験を開始すると3月2日に発表した。

今回の実証は、3月8日に開催されるガンバ大阪のホームゲームにおいて実施される予定だ。ファン・サポーター参加型の投票企画やデジタルアイテムの配布などを行い、新たなコミュニティモデルの有用性を検証するという。

実証では、ブロックチェーン技術を活用した投票システムや貢献度管理の仕組みを導入する。ファン・サポーターは、活躍を期待する選手への投票やスタジアムグルメに関する投票、公式コンテンツのリクエストなどの企画に参加できるとのこと。

投票参加者にはデジタルアイテムを付与するほか、抽選で選手サイン入り試合球やユニフォームなどのグッズを提供する予定だ。

ディーカレットDCPによると、今回の取り組みはファン・サポーターの応援や活動を「貢献」として可視化し、その対価としてリワードを付与する「価値循環型コミュニティ」の実現を目的としているという。

また同社は、将来的にブロックチェーン基盤のデジタル通貨「DCJPY」との連携も検討している。DCJPYは銀行預金をブロックチェーン上で機能拡張した「トークン化預金(Deposit Token)」として設計された円建てデジタル通貨だ。

将来的にはコミュニティ活動へのリワードとしてDCJPYを付与し、スタジアム周辺の加盟店での決済やチケット・グッズ購入、クラウドファンディングなどに利用できる経済圏の構築を目指すとのことだ。

参考:ディーカレット
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

渡邉洋輔

「あたらしい経済」編集部 記者 ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。