SBI VCトレードとサッポロビール、Web3活用で「ブランド体験の拡張」に向けた実証実験

SBI VCトレードとサッポロビールがWeb3活用の実証実験

国内暗号資産(仮想通貨)取引所SBI VCトレードが、日本の大手ビールメーカーであるサッポロビールと連携し、Web3技術を活用した「ブランド体験の拡張」に向けた実証実験の開始を12月5日に発表した。

今回は同実証実験の一環として、発表同日より「『サッポロ生ビール黒ラベル THE BAR』リニューアル記念キャンペーン」を開始するとのこと。

このキャンペーンでは特典として、『サッポロ生ビール黒ラベル THE BAR』リニューアル記念NFTがプレゼントされる。付与されたNFTを2026年1月31日までに同店舗で提示し、生ビールを注文することで、非売品のオリジナルコースター1枚プレゼントや、3つの異なる飲み口によって味わいが変わる「ザ・パーフェクト3WAYグラス」での生ビール飲用といった特典が得られるとのことだ。

このキャンペーンは、サッポロビールが「最もビールがおいしい瞬間はその日の1杯目。」というコンセプトのもと2019年に開業したフラグシップビヤバー『サッポロ生ビール黒ラベル THE BAR』のリニューアルを記念して実施するものだという。「生のうまさ」と独自の「大人の世界観」を追求し続けるブランド「サッポロ生ビール黒ラベル」がWeb3技術を活用して新たな体験価値の創出に挑戦する取り組みになるとのこと。今回SBI VCトレードは、NFTの発行・管理を含む技術提供により、本取り組みを支援するとのことだ。

同キャンペーンの対象期間は12月5日から12月25日。参加するには、20歳以上でSBI Web3ウォレットを開設済み、かつ同ウォレットにて本キャンペーンへエントリーする必要がある。また店舗での特別体験は、1NFTにつき同伴者1名様まで、期間中は毎日1回、利用可能とのこと。なお今回配布されるNFTは「SBI Web3ウォレット」から出庫し、売買をするなどの二次利用は不可とのことだ。 

参考:SBI VCトレード
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。