暗号資産の無登録交換の疑いで、大学生ら摘発=報道

横浜の大学生らが暗号資産を無登録で交換して摘発

横浜市の大学生ら10代の3人が、違法なオンラインカジノを使う客に対し、暗号資産(仮想通貨)を無登録で交換して摘発されたと、日経新聞が10月8日に報じた。

大学生らは電子マネーなどで入金させ、それぞれ約40万〜1,670万円相当の暗号資産を交換したとのこと。約10%の手数料を得ていたという。これにより3人は、資金決済法違反(無登録の交換業)や常習賭博ほう助などの疑いで、警視庁サイバー犯罪対策課によって摘発されたとのこと。

資金決済法は国の登録を受けずに暗号資産の交換などを行うことを禁じている。違反すれば3年以下の拘禁刑か300万円以下の罰金、またはその両方が科されるとのことだ。

なおオンラインカジノをはじめとしたギャンブルサイトは、海外で合法的に運営されているものであっても、日本国内から接続して賭博を行うことは犯罪である。国内暗号資産取引所でも暗号資産に対応するギャンブルサイトには取引制限を行っている。

参考:日経
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。