コインベースとサムスン、Galaxyの米ユーザーに暗号資産アクセス提供開始

コインベースとサムスンが提携

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、韓国サムスン電子(Samsung Electronics)との提携を10月3日に発表した。発表に合わせ、両社はサムスンが提供するスマートフォン「ギャラクシー(Galaxy)」の米国利用者7,500万人超に対し、ウォレットアプリ「サムスンウォレット(Samsung Wallet)」を通じて暗号資産を利用できる環境を提供開始している。

米国のギャラクシーユーザーは、同アプリ内でコインベースの会員制サービス「コインベース・ワン(Coinbase One)」にアクセスできるようになるという。同サービスでは対象資産の取引手数料無料やステーキング報酬の増額、パートナー限定特典、アカウント保護機能などが提供され、利便性と安全性を兼ね備えた暗号資産取引体験が可能となる。

またサムスンによると、サムスンウォレット利用者にはコインベース・ワンの3か月間無料アクセス権が付与され、初回取引後に25ドル(約3,800円)のクレジットを受け取る特典も設けられている。

あわせてコインベースとサムスンペイ(Samsung Pay)の統合機能も米国で稼働を開始している。ユーザーはウォレットアプリを通じて暗号資産の購入、保有状況の確認、モバイル決済、分割払い、個人間送金などをシームレスに行える。

両社は今後同サービスの提供地域を順次拡大し、ギャラクシーデバイスを通じてより多くのユーザーが暗号資産に安全かつ容易にアクセスできる環境を整備していく方針だ。

参考:コインベースサムスン
画像:PIXTA

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あたらしい経済 編集部

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