SBINFTマーケット、Japan Open Chainに対応へ

SBINFTマーケットがJOCに対応へ

SBINFT運営のNFTマーケットプレイス「SBINFTマーケット(SBINFT Market)」に、日本発のEVM互換ブロックチェーン「ジャパンオープンチェーン(Japan Open Chain:JOC)」を対応させる開発が完了したと9月17日に発表された。

この対応は9月12日に完了したとのこと。これにより「SBINFTマーケット」では、イーサリアム(Ethereum)やポリゴン(Polygon)に加え、JOC上で発行されたNFTの取引が可能となるとのこと。

JOCは、G.U.Technologies(ジーユーテクノロジーズ)開発のEVM互換の国産ブロックチェーン。同チェーンのコンソーシアム管理およびネイティブトークン「JOCトークン」発行元は日本ブロックチェーン基盤社が担っている。

SBINFTと日本ブロックチェーン基盤は、今回の対応を通じて国内におけるNFTの利活用とWeb3インフラの普及を図るとしている。なおSBINFTは、2023年12月にJOCのバリデータとしても参画しておりJOCコンソーシアムの一員としてノード運用にも関与している。

両社は、NFTを含むWeb3技術が今後も広範な分野において社会実装されていくとの見通しのもと、マルチチェーン対応による取引利便性の向上がユーザー層の拡大と市場の活性化につながると考えているという。

なおJOCでは、8月にネイティブトークン「JOC」と1:1で連動するマルチチェーン対応トークン「JOCX」がリリースされた。イーサリアムやベース(Base)など複数ネットワークでの利用が可能となっている。

またJOCのコンソーシアムにはSBINFTの他、サイバーリンクス・電通・G.U.Technologies・insprout・ピクシブ・TIS・テレビ朝日グループのextra mile・京都芸術大学、Kudasai、CAC、はてな、ネザーマインド(デメルゼル)、パシフィックメタが参画している。

 

参考:SBINFT
画像:iStocks/artsstock

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あたらしい経済 編集部

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