村上隆のデジタルカードパックNFT「08 Flowers Revised」、イーサL2「Base」で販売開始

108 Flowers Revisedが0.0014ETHで発売

現代美術家の村上隆氏が手がけるデジタルカードパックNFT「108フラワーズリバイズド(108 Flowers Revised)」が、ベース(Base)ネットワーク上で販売開始された。108フラワーズリバイズド展開元のNFTプロジェクト「ムラカミ.フラワーズ(MURAKAMI.FLOWERS)」のXより8月1日に発表された。

ベースは、米暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が開発・運営するイーサリアム(Ethereum)のレイヤー2ネットワークである。

108フラワーズリバイズドのミントおよびカード開封は、コインベース(Coinbase)提供のベースアプリ(Base App)内で直接行えるとのこと。同NFTの販売期間は、8月1日0時(GMT)日本時間9:00から8月8日0時(GMT)日本時間で9:00までの7日間とされている。

なおベースアプリは、コインベースウォレット(Coinbase Wallet)をリブランディングしたもの。同アプリでは、ソーシャルフィード、チャット、ミニアプリ、決済など複数の機能が統合されており、コインベースウォレットとしての機能も引き続き利用可能だ。

108フラワーズリバイズドは108種類のデジタルカードで構成されており、各パックにはカードが5枚含まれているとのこと。また購入後は、すぐにパックを開封できるという。なおパックは、クレジットカードまたはベース上のイーサリアム(ETH)で購入できるとのことだ。

1パックあたりの価格は0.0014ETH(約730円)で、ミント数に上限はないとのこと。なおパック自体は取引できず、開封後のカードのみが売買可能とされている。

カードやパックはすべてデジタルで、物理的な商品の引き換えには対応していないとのこと。カードのレアリティは、コモン(C)、レア(R)、スーパーレア(SR)、ウルトラレア(UR)、スペシャルアート(SA)の5段階に分類されている。

なおこのプロジェクトには、NFTマーケットプレイスのカイカイキキマーケットプレイス(Kaikai Kiki Marketplace)でアカウントを作成すれば誰でも参加できるとのこと。同マーケットプレイスは、村上隆氏が代表取締役を務めるアート制作会社カイカイキキ(Kaikai Kiki)」によって運営されている。

参考:カイカイキキ
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。