ストラテジーがビットコイン追加購入、総保有数62万8,791BTCに

ストラテジーがBTC追加購入

ビットコイン(BTC)の保有数で上場企業世界第1位のストラテジー(Strategy)が、BTCの追加購入を7月30日に発表した。

ストラテジーは前回の購入から7月29日までに、21,021BTCを約24億6,000万ドル(約3,653億円)で購入。手数料と経費を含む1BTCあたりの取得額は約11万7,256ドル(約1,741万円)となっている。

これによりストラテジーのビットコイン総保有数は7月29日時点で、合計約62万8,791BTCとのこと。手数料と経費を含む取得額は約460.8億ドル(約6兆8,417億円)となっており、1BTCあたりの取得額は7万3,277ドル(約1,087万円)とのこと。

なお、記事執筆時点のBTC価格は約11万7,723ドル(約1,747万円)となっている(7月30日7:45 コインマーケットキャップ調べ)。

また2025年累計のストラテジーのBTC利回りは、25.0%を達成したという。

ストラテジーは今回のBTC追加購入に、新たな優先株「ストレッチ(STRC)」を導入し、資金調達を実施したとのこと。STRCは、同社がこれまで発行してきた優先株シリーズであるSTRK、STRF、STRDに加わる新銘柄となる。

同社は当初、STRCを1株あたり100ドル(約1万4,849円)で500万株を販売し、総額5億ドル(約742億円)を調達する計画だった。今回の発表によると最終的には、1株あたり90ドル(約1万3,364円)で2,801万1,111株を販売し、約25億2,100万ドル(約3,743億円)の資金を調達したという。

引受手数料や費用を差し引いたSTRCの発行による純収益は、約24億7,400万ドル(約3,673億円)にのぼったとのこと。

なお前回ストラテジーがBTCの追加購入を報告したのは7月21日。同社は7月14日から7月20日までの期間に、6,220BTCを約7億3,980万ドル(当時約1,089億円)で購入していた。

参考:ストラテジー
画像:iStocks/Nature

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。