ザイフ、暗号資産の大口取引優遇サービス「Zaif Prime Desk」開始

ザイフが暗号資産の大口取引優遇サービス

国内暗号資産(仮想通貨)取引所Zaif(ザイフ)が、暗号資産の大口取引優遇サービス「Zaif Prime Desk(ザイフ・プライム・デスク)」の開始を6月25日発表した。

「Zaif Prime Desk」は、1,000万円相当分額以上の大口取引を希望するユーザーを対象とした「OTC取引」を提供するサービスだ。2022年4月からZaifが提供していた「クリプトOTCデスク」を全面的にリニューアルしたとのこと。

「OTC取引」は、「Over The Counter」の略で、取引所を介さず、窓口で行われる取引。「Zaif Prime Desk」では、価格や数量、取引条件など、Zaifの専門スタッフに直接要望を伝えることで、ユーザーのニーズに合わせた柔軟な条件設定が可能とのこと。

また通常の暗号資産取引所では、取引板の流動性が限られており、大口注文を一度に出すと、注文が複数の価格帯にまたがり価格が大きく変動する「スリッページ」が発生することがある。「OTC取引」では一括価格提示で成立するため、この問題を回避できるメリットがあるとのことだ。

「Zaif Prime Desk」ではBTC/JPYおよびETH/JPYの取引ペアを提供するとのこと。取引手数料は、実質的に手数料を含んだ購入・売却価格をユーザーへ提示するとのことだ。

参考:Zaif
画像:iStocks/Svetlana-Borovkova

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。