グレースケール、ビットコイン保有企業に投資するETF「BCOR」ローンチ

グレースケールが新たなETFをローンチ

暗号資産(仮想通貨)運用会社のグレースケール(Grayscale)が、新たな上場投資信託(ETF)「グレイスケール ビットコイン・アダプターズETF(ETFGrayscale Bitcoin Adopters ETF)」のローンチを4月30日に発表した。

このETFは、ティッカーシンボル「BCOR」として、ビットコインを財務準備資産として採用している企業へのエクスポージャーを投資家に提供する信託となっている。

「BCOR」では、企業の財務管理資産としてビットコインを採用している企業のパフォーマンスを測定するために設計された独自の指数「Indxx Bitcoin Adopters Index」を構成する企業に特化して投資をするとのこと。

同指数に構成されるのは、ストラテジー(Strategy)やテスラ(Tesla)、メルカドリブレ(MercadoLibre)、ネクソン(Nexon)、メタプラネット(Metaplanet)、ギャラクシーデジタル(Galaxy Digital Holdings)、ブロック(Block)、セムラーサイエンティフィック(Semler Scientific)、マラ(MARA)、ライオットプラットフォームズ(Riot Platforms)などである。

なお4月29日時点の「BCOR」の市場価格は25.31ドルとなっている。

グレースケールは今年1月、ビットコインマイニングおよび関連するエコシステムをサポートする企業に投資するETF「「グレースケールビットコインマイナーズETF(Grayscale Bitcoin Miners ETF)」を立ち上げていた。

参考:グレースケールBCOR
画像:iStocks/24K-Production

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 副編集長 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。