Oasys、特定コンテンツ決済専用の譲渡不可トークン「pOAS」導入

Oasysで譲渡不可トークンpOAS導入

ゲーム特化ブロックチェーン「オアシス(Oasys)」上で、新たなトークン「pOAS(Point OAS)」がリリースされた。「オアシス」の公式Xより4月28日に発表されている。

「pOAS」は、「オアシス」上の特定コンテンツにおける決済専用の譲渡不可トークンとして設計されているとのこと。また同トークンは、オンチェーン上の活動に応じて付与されるが、売買はできないため、エアドロップが行われても「オアシス」の独自トークン「OAS」の価格に影響を与えにくいとされている。

発表によると「pOAS」は、「オアシス」上でのオンチェーン活動や参加度を数値化したスコア「バースポートスコア(Verseport Score)」を保有しているユーザーのウォレットに配布されているとのこと。

現在「pOAS」は、「オアシス」上のトークンローンチプラットフォーム「ユキチドットファン(yukichi.fun)」や、TCG(トレーディングカードゲーム)のRWA(Real World Asset)サービス「TCGストア(TCG STORE)」で利用可能となっている。

「ユキチドットファン」は、トークンのイメージ画像・名称・ティッカーシンボルを設定し、初期作成手数料を支払うことでオリジナルトークンを発行できるプラットフォームで、今年3月に稼働開始した。

「ユキチドットファン」では1000pOASでコインを発行でき、そのコインを実際に購入できるという。また「TCGストア」では、500pOASでPSA鑑定済みガチャ体験や、10pOASでデイリーオリパ(ランダムで購入できるパック)の利用が可能となっている。

なお今後は、ゲーム『三国志大戦』のIPを活用したブロックチェーンゲーム「B3Kゲームズ(B3K Games)」など、他の「オアシス」連携コンテンツでも「pOAS」の利用が予定されているという。

また「pOAS」の獲得機会は今後も継続される見通しで、「オアシス」の公式サイトであるバースポート(Verseport)でのキャンペーン参加や「オアシス」上でのアクティビティを通じて、「pOAS」を獲得できるとのことだ。

画像:iStock/Olena-Lishchyshyna

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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