アリババクラウド、アバランチ(AVAX)開発インフラをサポート

アリババクラウド、アバランチ開発インフラサポート

アリババクラウド(Alibaba Cloud)が、パブリックブロックチェーンのアバランチ(Avalanche / AVAX)の技術インフラやバリデーターをサポートしていく方針を12月2日発表した。

アリババクラウドはインフラ技術およびインテリジェンスツールのラインアップをアバランチに拡張し、ユーザーがアリババクラウドのサービスを通じてバリデータノードを立ち上げられるようにした。

またユーザはアリババクラウドの一連のサービスを通じてコンピューティング、ストレージ、および配信リソースにアクセスできるようになったとのことだ。

具体的にアバランチの開発者は、アリババクラウドのIaaS(Infrastructure as a Service)を使いバリデーターを簡単に立ち上げられるようになった。

またアプリケーション開発者はユーザーのアクティビティに対応するため、アプリケーションをサポートするクラウドインフラを追加することができるという。

アリババクラウドはアバランチの現状について「2020年9月にローンチして以来、アバランチはデジタルアセットにおいて最も速く有機的に成長しているエコシステムの1つです。現在、Aave、Curve、BENQi、Sushi、ChainlinkなどのトップクラスのDeFiプロジェクトや、Deloitte、Lemonadeなどのリーダー向けのエンタープライズアプリケーションなど、1,000以上のプロジェクトがプラットフォーム上で構築されています」とリリースで説明している。

なおアバランチは先月、エコシステム内での開発をサポートする「Rust SDK」をリリースしている。

参考:アリババクラウド
images:iStocks/monsitj・dalebor
デザイン:一本寿和

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この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。

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