マスターカードでNFTカスタマイズ可能なデビッドカード、hiが提供

マスターカードでNFTカスタマイズ可能なデビッドカード、hiが提供

暗号資産(仮想通貨)取引サービス提供のhiが、マスターカード(Mastercard)が提供するNFTカスタマイズ機能を搭載した世界初のデビットカードを9月26日に発表した。このデビットカードは、利用者が保有するNFTをカード表面に表示することができる。またデビットカード利用者には1から10%のキャッシュバック特典もあるとのことだ。

hiの共同創設者であるショーン・レイチ(Sean Rach)氏は「NFTカスタマイズのデビットカードは見た目が素晴らしいだけでなく、これは人々がどのオンラインコミュニティに属しているかを、現実の世界で示す素晴らしい方法です。法定通貨、ステーブルコイン、その他の暗号資産を柔軟に使うことができ、魅力的な金銭的・生活的報酬と組み合わせることで、私たちのカードが市場のゲームチェンジャーになると確信しています」とリリースで伝えている。

マスターカードのCrypto and Fintech Enablement担当上級副社長であるクリスチャン・ラウ(Christian Rau)氏は「暗号資産とNFTに対する消費者の関心が高まり続ける中、私たちは暗号資産とNFTの利用を希望するコミュニティにとって、利用しやすい決済の選択肢となるよう尽力しています。hiと協力して市場のイノベーションを推進し、マスターカードに期待される安全性とセキュリティとともに、カスタマイズ可能なカードを実現できることを誇りに思います」

ちなみに今年8月にマスターカードと暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスがアルゼンチンでデビッドカードの「バイナンスカード(Binance Card)」の提供を発表している。

参考:mastercard
images:iStocks/jbk_photography・Ninja-Studios

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この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。

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