米コインベース、Celer Network(CELR)上場へ

米コインベースでCELR上場へ

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)で、暗号資産セラーネットワーク:Celer Network(CELR)が上場することが8月16日に発表された。

両銘柄は流動性条件が満たされ次第、「コインベースドットコム(Coinbase.com:販売所)」及び、同社提供の個人トレーダー向けプラットフォーム「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange)」にて、8月16日9時(太平洋標準時)以降に取引開始される予定だ。

取引ペアについては、両銘柄それぞれUSDをサポート後、段階的にUSDTをサポートするとのこと。日本はサービス提供対象外となっている。

セラーネットワーク:Celer Network(CELR)とは?

セラーネットワークは、高速かつシンプルで安全なオフチェーン取引を提供するレイヤー2スケーリングソリューションだ。セラーネットワークは、取引の遅延減少やマイクロペイメントの手数料減少などを目的に、4つのアーキテクチャで構成されているのが特徴となっている。セラーネットワークのネイティブトークンCELRは、ステーキングに利用される。

現在CELRは、バイナンス(Binance)やクーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)、MEXCなどの暗号資産取引所の他、ユニスワップV3(Uniswap V3)やパンケーキスワップ V2(PancakeSwap V2)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約235億円となっている(8/16 コインマーケットキャップ調べ)。

関連ニュース

コインベースとブラックロックが提携、機関投資家に暗号資産取引提供へ

米コインベース、機関投資家向けにイーサ(ETH)ステーキング提供

米アークインベスト、100億円相当のコインベース株を売却

【初心者向け解説】ポルカドット(DOT)とは何か?(ステイクテクノロジーズ 渡辺創太氏)

【10分解説】コスモスとポルカドット、何が違う?(CauchyE代表 木村優氏)

参考:コインベース
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ