バイナンスとラツィオ、NFTチケットシステム提供へ

バイナンスとラツィオ、NFTチケットシステム提供へ

暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するバイナンス(Binance)が、イタリアのサッカーチーム「S.S.ラツィオ」と提携し、2022/23シーズンに向けNFTチケットシステムを立ち上げることを7月31日に発表した。

今回の提携は、2021年10月にバイナンスとラツィオのスポンサーシップ提携や、ファントークン「LAZIO」を発行する取り組みのネクストステップだという。

ブロックチェーンを活用しチケットのNFT化することで、偽造防止に加え、割引サービスや「LAZIO」のプレゼントなども実施されるようだ。NFTチケットの利用者はラツィオのグッズへの独占アクセスも可能になるという。

このNFTチケットは店頭やオンラインで購入できるようになるとのこと。ちなみにバイナンスの新規ユーザーのは、アカウントの登録が必要になるとのことだ。

なおブロックチェーンを活用したチケットソリューションの事例として、「TIXNGO」を活用したイギリスのウェンブリースタジアムでのエド・シーランのコンサートなどがある。

「TIXNGO」は、「ヨハン・クライフ・アリーナ」や「スタッド・ド・フランス」など、世界の主要なスタジアムやイベントでも利用されてきており、2021年のUEFA欧州選手権では、UEFAが大規模な導入に成功した実績もある。

参考:バイナンス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/royyimzy

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この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。 「あたらしい経済」の編集者・記者。

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