クリプトゲームスとアスター(ASTR)が提携、Dappsサービス今春ローンチ

クリプトゲームスとアスター(ASTR)が提携

国内でブロックチェーンゲーム・NFTサービスを開発するCryptoGames(クリプトゲームス)が、パブリックブロックチェーンのAstar Network(アスターネットワーク)とパートナーシップを締結したことが3月29日分かった。これによりアスター上でDapps(分散型アプリケーション)サービスを今春ローンチする予定とのこと。

アスターネットワークは、日本人起業家の渡辺創太氏がCEOを務めるシンガポール拠点企業のステイクテクノロジーズ(Stake Technologies)が開発するパブリックブロックチェーンだ。先日、米ナスダック上場の大手暗号資産取引所コインベース(Coinbase)より資金調達したことも話題となった。

今回の提携によりクリプトゲームスは、アスターネットワークの「dApp staking(ダップ・ステーキング)」を通じたアプリケーションプロジェクトへの支援や技術的サポートを受け、新しいモデルの分散型アプリケーション(Dapps)サービス創出に挑戦するとのことだ。

「dApp staking」は、「アスターネットワーク」と統合したdAppやインフラストラクチャに対して、ユーザーが同ネットワークのネイティブトークン「ASTR」をステーキングすることで、開発者とユーザーが報酬を得られる仕組みとなっている。ユーザーは「dApp Staking」でdAppに「ASTR」をステーキングする事で、報酬を受取りながらも、開発者を支援することが可能となる。

クリプトゲームスは、様々なNFTサービスを提供している企業だ。サービスとしては現在、NFT配布ソリューション「NFT Airdrop」や、NFTマーケットプレイス「NFTStudio」、フルオンチェーンでNFTを発行するサービス「FullOnChainNFT」、簡単にカスタマイズNFT・ショップ・エコシステムを構築できる「NFTStudio OEM」を提供している。

関連ニュース

博報堂とクリプトゲームス、三重県竹神社「御朱印NFT」を参拝客に無料配布

【取材追記】クリプトゲームス、フルオンチェーンNFT発行サービス提供開始

【取材】ダブルジャンプとアスター(ASTR)が提携、NFTコンテンツ展開へ

【取材】ステイクのアスター(ASTR)、米コインベースから資金調達

バイナンスでアスター(ASTR)上場、ステーキングも対象に

images:iStocks/pgraphis
デザイン:一本寿和

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ