FTXでDeFiの「Stargate Finance(STG)」上場へ、Moonbeam(GLMR)とMobileCoin(MOB)先物も

FTXにSTG上場へ

暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所FTXで、暗号資産スターゲートファイナンス:Stargate Finance(STG)が上場することが3月24日分かった。

なおFTXでは23日に、フラックスシェア:Frax Share(FXS)とスピアラックス:Sperax(SPA)の2銘柄の新規上場を発表したばかりだ。

発表によると、STGの入出金は既に開始されており、取引は25日14時(UTC:世界協定時)より開始される予定とのこと。取引ペアについては STG/USDとなっている。

スターゲートファイナンスは、複数のブロックチェーン間で資金の移動を可能にするクロスチェーン対応のDeFi(分散型金融)プロジェクト。またスターゲートファイナンスは、「LayerZero」と呼ばれるプロトコル上に構築されており、STGは「LayerZero」上に存在する全てのチェーン間を自由に移動できるネイティブトークンだ。STG保有者は、STGをロックして、スターゲートのガバナンストークン、veSTGを受け取ることができる。

STGは現在、暗号資産取引所であるエムイーエックスシー(MEXC)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV3(Uniswap V3)やパンケーキスワップ V2(PancakeSwap V2)、スシスワップ(Sushiswap)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。

またDEX(分散型取引所)パーペチュアルプロトコル(Perpetual Protocol)を動かすためのトークン「PERP」との先物ペア取引では、暗号資産ムーンビーム:Moonbeam(GLMR:グリマー)と、モバイルコイン:MobileCoin(MOB)の2銘柄が上場することが分かっている。

両銘柄の先物取引は、25日14時(UTC:世界協定時)より開始される予定とのことだ。

関連ニュース

FTX、「Frax Share(FXS)」と「Sperax(SPA)」上場へ

FTXがオーストラリアで事業展開、「FTXオーストラリア」設立

FTX、米金融アプリ「Dave」へ約120億円出資

FTX、韓Com2uSのゲームプラットフォーム関連「C2X(CTX)」が上場

大阪なおみ「FTX」のアンバサダーと株主に、報酬は暗号資産で

参考:FTX
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ